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国際ビジネスは人材資本を使え

2011年元旦、田坂広志氏のTwitterに目が留まったので、URLを掲載:http://twitter.com/#!/hiroshitasaka
 世間で気づいていない目に見えない「資本力」あるいはアセット(資産)は人の面に着目した場合には、

(1) 知識資本(ナレッジキャピタル)
(2) 関係資本(リレーションキャピタル)
(3) 信用資本(トラストキャピタル)
(4) 評判資本(ブランドキャピタル)
(5) 文化資本(カルチャーキャピタル)
となります。
シンクタンク。ソフィアバンク代表、田坂広志氏から引用)
 田坂氏は、金融資本だけでなく、これら目に見えない資本について日経ビジネス誌などで語っておられる。私は、グローバル化が更に進展する2010年代、資本のパワーシフトが起きていると思う。資本はCapitalと言うが、この場合は、総資本でAssetも含めた概念で考えるとフィットする。
 分かりやすい例で考えてみよう。もともとシリコンバレーベンチャーを起業する場合、まずは人と人が出逢い、知り合う(リレーション)。そしてビジネスアイデアで意気投合(ナレッジ)して、その中からお互いを人間として信頼し(トラスト)、次に立ち上げる製品やサービスのイメージ(ブランド)や事業イデアを出す。それで事業の立ち上げを説得し始めると、周囲に起業に伴う文化(ECOシステムなんて言ったりもする)が出来上がる。起業の萌芽段階で、事業企画を説明した上、エンジェルと呼ばれる個人の資産家(資本家)がぽ〜んと数億円を即決で出資する。なので金融資本の出番は実際のビジネスでは一番最後に当たると言える。これはちょうど何かを契約する際に、契約書は一番最後に出来上がってサインをして締結となるのだが、そこへ至るまでにたくさんのコミュニケーションやアセットが関わっていることと全く似ている。つまり、人材のレベルアップとか、事業を切り盛りしたり主導する人材、そしてそれを支える専門スタッフなどがグローバル事業では生命線だと言える。

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