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 経済英語・番外編

 このブログを使い、Voluntaryに、お仲間へ情報をお伝えすることにします。最後まで読まれると考え方の「ヒント」も・・・(笑)
 31日自主経済英語ゼミのクラスでは、SSK先生がギリシア財政危機問題を取り上げたようです。2010年世界経済の一番大きな問題ですね。今年の各種公的試験で取り上げられるか、または似ている題材が出てくる可能性、かなり「ある」と思います。

ところでWSJWall Street Journal) Web 版 に「金融英語」と(早稲田講師の大島さくら子先生の)Eメール講座が連載されています。ご存知の方もいらっしゃると思います。今日、ご紹介するのは、「金融英語」まさにそのギリシア財政問題関係です。
抜粋(Cut &Paste)した内容に、ブログ筆者解説を>●マークで付けます。
▼原典URLはこちらを▼ http://jp.wsj.com/ed/finance_eng/100531.html
第30回の記事はこちらからクリックで
<今週の表現>
debt-laden countries 
>●この用語は私も知りませんでした。今年の要注意英単語として覚えたいです。重債務国、という意味なのですね。<例文>
But while a financial-market panic may have been averted, investors are still worried that Greece and some of its debt-laden peers will fail to push through the severe fiscal reforms needed to fix their deficits.
>●fiscal :財政の   fiscal year:会計年度(略して、FY cf.対語は CY)Calender year (同じ略語のCY:Container Yard と混同の無いように)
Social unrest, especially in Greece, is a major concern. Ultimately, Greece and others may simply have to renegotiate their debts anyway, which would mean major losses, especially for European banks that hold a lot of Greek debt, analysts say.
金融市場のパニックは何とか回避されたものの、投資家は依然として、ギリシャをはじめとするEU重債務国が、債務返済に必要な厳しい財政改革を遂行できない可能性を心配している。特にギリシャの社会不安は、大きな懸念となっている。アナリストの間では、いずれギリシャなどの債務国は債務返済で再交渉せざるを得なくなり、その場合、特に多額のギリシャ国債を保有する欧州各国の銀行は、大きな損失を被りかねないとの見方が多い。
>●ドイツ財政がもっとも健全ですが、その分援助をするためにギリシア危機にImpactを受け、独国民や政府は苦渋の「支援」となっています。独仏の国家負担は重く、いずれEuroシステムの見直しやEU全体経済成長が落ち込む懸念まで捨て切れません。例えば日本では報道が小さく知られていませんが、ハンガリーは元々IMFの資金(銀行への資本)注入を得ていてギリシアほどではないが時折、ニュースにも登場し世間を騒がせていることはご存知の方はいらっしゃるでしょう。

【表現解説】  
「debt」は「債務」「負債」、「laden」は「荷を積んだ」「苦しんでいる」「重荷を負った」などの意味があり、「debt-laden」で「多額の負債を負った」という意味になる。「peers」は「仲間」の意味で、この場合は、債務を抱える仲間、つまりギリシャ以外の重債務国という意味。

>●「debt」は「債務」「負債」必須語です。
欧州では今、ギリシャを筆頭に、ポルトガル、イタリア、アイルランド、スペインなどの多額の対外債務と財政赤字を抱える国(PIIGS)に対して、破綻(はたん)を警戒する向きが急速に高まっている。
>●PIIGSのI(アイ)が一つの場合と二つの(国の)場合がありますのでご注意をついでに、BRICSは、もうすっかり定着していますが、VISTAとは何でしょうか?この辺は必須知識だと思います。
ギリシャは5月に国際通貨基金IMF)と欧州連合(EU)から1100億ユーロ(約12兆円)の融資を得ることになったが、代わりに厳しい緊縮財政を強いられている。市民はそれに反発し、暴動に発展するなど社会不安が高まっている。
>●EURO経済圏(Nearly=)EUの経済財政がうまく行かなくなると貿易取引にもいろいろ悪影響(Impact)が出てきます。

それでは酷暑の中、みなさま、お体大切に!
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