⬆️ 戦いの象徴?日本の歴史が証明している。平和や安寧の時代と、戦いの時代とは、たぶん交互に訪れるかもしれないということを。
ITmedia掲載Webサイト記事からの引用で構成
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21世紀の戦争のルールは大幅に変更され、政治的、戦略的目標の達成のためには、非軍事的手段は、特定の場合には軍事力行使と比較してはるかに有効。
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21世紀に入り戦争と平時の境界線がぼやける傾向がある。もはや宣戦布告はなされず、戦争というものは気づいたときには始まっていて、よく分からない様式で進む。
現代型戦争としてのハイブリッド戦争
ハイブリッド戦争とは、政治的目的を達成するために、政治、経済、外交、サイバー攻撃、プロパガンダを含む情報・心理戦のほか、テロや犯罪行為など、軍事的脅迫とそれ以外のさまざまな手段、つまり非正規戦と正規戦を組み合わせた戦争の手法である。
- 2014年のロシアによるクリミア併合で話題になったが、古代から使われたという説もあり、特に新しい手法ではない。
- ロシアでも、1990年代から議論されてきた。
#安全保障 (引用)
— Andy Sierra 雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2022年10月27日
ハイブリッド戦争に関する認識・理解は多様で、画一的な定義はほぼ不可能だ。戦う主体の多様性とその方法の多様性の両者によって特徴づけられる複合型の戦争ともいえる。
(中略) 軍事共同体であるNATOでも、ハイブリッド戦争の定義はできないとしている。 https://t.co/38NOTZok1D
出典記事へのリンク🔗
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2210/18/news017.html
同上のITmedia掲載Webサイト記事から引用⬇️
- 知っていなければ対抗することや、未然防止など、適切なる防衛をすることが出来ない。
- だから大事なことではあるのだが、このような最低な人間どもの悪行に対抗し、政策立案から予算策定、実行に至るまでの国家的なコストをかけねばならない、こんな現代を憂う。
- しかし何もせずに手をこまねいているだけでは、安全を確保することはできない。とにかく嫌な世界情勢に陥りつつあるこの現実を直視して、対抗して防衛するほかあるまい。
(中略)
国際協調も重要。
日米同盟ではサイバー領域もカバーしており、今後NATOやアジア諸国との協力も肝要になる。
現在のサイバー攻撃は、一国レベルでの対応では不十分になっており、ハイブリッド戦争では多面的な対応が必要だ。
『シャドウ・ウォー 中国・ロシアのハイブリッド戦争最前線』の著者でもあるジム・スキアットは、以下の9つの解決策を論じている。
(1)敵を知る
(2)レッドライン(超えてはいけない一線)を設ける
(3)敵が負担すべきコストを引き上げる
(4)防衛を強化する
(5)攻撃
(6)結果を警告する
(7)サイバー領域と宇宙のための新たな条約の締結
(8)同盟を維持して強化する
(9)リーダーシップ
廣瀬氏は、「9項目に総合的に取り組んで、初めてハイブリッド戦争の脅威に立ち向かう準備ができるレベルです。ハイブリッド戦争をしているのはロシアだけではなく、米国、英国、イスラエル、中国などの方が歴史は長く、規模も大きいのです。ロシアは裏切られて続けてきたという意識がとても強く、被害妄想をより強めることも世界の安定には寄与しません。ロシア以外の国からの攻撃に対抗する準備も必要です」と締めくくった。