Andyの雑記帳blog (andy-e49er) accurasal

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フィルターバブルとエコーチャンバー

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興味深く、読んで、考えてみた。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00461/071500015/?P=3

出所 : 本当に必要な情報は届いているか 

「泡」の中にいる私たち

日経ビジネス電子版から 2022.7.22
鳥海 不二夫 東京大学大学院工学系研究科教授、博士(工学)
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私たちは「推薦」の中で生きている
 検索が能動的な情報取得だとすれば、受動的な情報取得には「推薦」があります。私たちが接触する情報の大部分は推薦システムに依存しています。ニュースやユーチューブの動画を見たいと思ってサイトに行けば、その裏では推薦のシステムが動き、その人が見たいであろう情報を優先的に出してきます。ネット上で情報を得る場合、気づかない間に推薦システムの影響を強く受けています。自由意思で情報を取得しているように見えて、実際は推薦システムなどによって接触する情報が制限されています。

 そして、推薦される情報は、推薦システムを提供するプラットフォーマーによって制御されています。このとき推薦される情報の選択には、アテンション・エコノミー(関心を競う経済)の論理が働いているであろうことは想像に難くありません。クリックされることが金銭的な動機づけになるアテンション・エコノミーにおいては、システムの側はクリックされやすい情報を私たちに推薦してきます。

➡️ そもそも、私たちは分かっているのだろうか? 本当に必要な情報、いや、単なる情報やピースインフォメーションではなくて。知恵や教訓など、この現代社会を生きる上での、真のインテリジェンスで、何が必要かを。そこから確認したい。

そこを蔑ろ(ないがしろ)にして、エコーチャンバー * だとか、フィルターバブルだとかの,テクノロジーオタクっぽい概念のみに "踊らされないよう"、もっとしっかりと物事を、世界を見つめていかなければならない。

ネットはツール。検索エンジンアルゴリズムは、広い意味でのAIだから、われわれ人間様はそんな人工頭脳に操られてたまるかと思う。

    • リアルな図書館や書店で、あるいは見知らぬ土地に出かけて、さまざまな知らなかったものごとに触れる、みたいな努力がきっと必要なんだろう。

旅に出て、自分の目で見て、匂いを嗅いで、肌で感じて、空気や水に触れる。感覚を研ぎ澄ましたい。そんな気持ちが沸々と湧いてくる。

追記(8/6/2022) : 

  • エコーチャンバー *  : SNS(交流サイト)上で同じ立場の意見が共鳴しあうエコーチャンバー(反響室)が政治の分極化を加速する。▶︎SNS上のデータと人々の行動を分析する計算社会科学でこの定説に反論した。
  • ▶︎本『ソーシャルメディア・プリズム』クリス・ベイル著は、"SNSによる「偽りの分極化」ほど実際の分断はひどくないという。"(短評@日本経済新聞 8/6 31面読書欄から引用した)