「日英EPA、車などに適応」(10月7日 日経新聞経済 5面記事より) 備忘メモです。
💮近く結ぶEPAで(日本と英国産品以外の)EU製部品等を使った工業品も関税優遇対象とすることで合意する直近の報道が出ました。
Brexitに伴い今次結ぶ日英EPAで、部品などをどれぐらい域内調達すれば関税優遇対象となるかを決める原産地規則について、日英以外のEU製部品も協定の原産品扱いにする『拡張累積』の導入で合意、と報じています。
👉自動車等工業品全てに適用するとのことで、日本メーカーの欧州生産においてEUと英国をまたぐサプライチェーンを変更する必要がなくなる効果を期待できるでしょう。
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「累積」に興味ある方は、ここで出てきた「拡張累積」の他「対角累積」など、様々な原産地規則で累積を認めるやり方があります。
これらの言葉で検索すると有名な(JASTPRO)有識者によるPowerPoint資料がネットで出てきますよ。
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第一生命経済研究所
http://group.dai-ichi-life.co. jp/dlri/pdf/macro/2020/ tanaka201006brexit.pdf