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谷根千、高校同窓会(記憶)

 昨年4月4日。谷根千界隈で、花見兼高校の同窓会を敢行した。そのときのメッセージをここからリンク。幹事を2連続で務めたが皆満足してくれたのだろうか。今更ながら、その後のみんなのことがなんとなく気になった。何人かはこのブログを読んだりもしてくれているだろうか…。
7月、3連休最終日(海の日19日)@自宅。カーテンを閉めエアコンを12時頃からかけ。緑に囲まれた「空中庭園」で一人、Yahooメールの上高同窓会メールフォルダーを整理した。J-Waveからなんだか名前も知らぬ和製ロックが流れ出す。映像の無い音の感覚。目の前に広がる高校のクラスメートの名前とメッセージ。君付けで読んでくれるひとの存在。それらをきっかけに突如タイムスリップ。。ほんの一瞬の体験だが、高校生になっている自分がいた。頭の回路がどこかで高校時代のメモリーとつながったのだろうか。 
あれから・・・30猶予年・・・が過ぎた^^。皆それぞれ家庭を持ったり、会社や地域でそれぞれの苦労や辛酸をなにがしか生き抜いてきただろう。幸せもあれば不幸な日々もあった。海外に赴任した人もいた。国内で転勤し関西や九州へ行ってた人もいた。地元で学校の先生や警察官になったものもいる。だが顔を見ると昔のままの高校生の笑顔、目・鼻・口元が変わらず、だけど少しだけ歳相応に変わって歳を取った自分たちがそこにいる。外輪の髪型や髪の毛の色合いや顔(あご)の輪郭は結構変わってる。街ですれ違っても一度だけではきっと全く気がつかない。声が変わったものもいる。 
友情って何?変わらないものなのだろうか。高校クラスでの、「イメージ」が皆に焼きついていれば、それと変わらない他人の持つイメージの自分がそこにいて、今の自分とのギャップがある。僕は3年生のときに最後の文化祭で「演劇」をやろうと言いだしっぺ。脚本と演出を担当した。練習に出てこないOb君を叱ったと本人から言われた。お互いに同じギャップが人数分のペアであるようだ。その総体が場の微妙な雰囲気を創作してる気がする。いや人生とはそれぞれの持つ勝手な記憶の集積の「自動創作」なのかもしれないぞ。この「こと」が集まって人生の創作を勝手に作り出す。 
思いやりとか、友情とか、人生の何大エポックとか、大学受験とか。お互いを知らないところで、それぞれが一社会人として、それぞれの所属する「世間」に溶け込んでいる。それぞれが暮らし抜き、生き抜いてきたのだろうか。でも一人ひとりの人生の背景を知るに足るまでとことん話し合ったり悩みをぶつけ合うこともない。大人になった俺たち。子どもを育ていっぱしの大人に成長させる年齢にいつの間にかなってしまったかつての高校生。そんなことをふと思った。
僕らはあと何年生きるのだろう。ついこの間、会社の先輩の奥様が亡くなり、昨年は大学の同期の体育会硬式庭球部の主将だったSkが逝った。人は何を目指して生きるのだろうか。

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