Andy.S の雑記帳

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『ミャンマーという国への旅』

(邦題)Secret Histories(エマ・ラーキン); 
 BTW, とても寒い一日だった。帰りには雪がちらつきそうなほど。2000年代前半以来、長い日数、気温10度Cに満たない日々が続いているとの事。日中、昼休みに近所の府中市立図書館・西府センターへ一人出かけ、借りてた4冊を返した。2冊は分厚すぎて読まずじまいの上下刊。そして新たに借りたのが
ミャンマーという国への旅』(邦題)という国、は深い〜ィ意味が込められているとわかった。
(※)ミャンマーについてその後書いたブログ記事http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20110924
 原題:Secret Histories - Finding George Orwell in a Burmese Teashop by Emma Larkin 2004 著者は英国人で英国の大学でアジア研究をして修士号を持ち、ビルマ語にも堪能だが、それ以上のことはベールに包まれているらしく、今はタイに在住なのだとか。
 一方私は、1996年にアジア諸国へ調達市場探しの旅に出た。もちろんそれは業務での出張だった。だが、当時、この年の前後にベトナムハノイ、ホー・チミン)、ミャンマーヤンゴン)、インド(ニューデリーボンベイ、プネー)へ行っている。それでミャンマーアウン・サン・スー・チー女史のことには関心があった。だから、比較的きれいで新しそうな装丁のこの本を見つけ、何の気なしに棚から手に取った。
 定時退社日の水曜とて、帰りの車中、早くも読んでみたのだが、なかなか面白そうな内容だ。これはまた一気に2,3日で読みきりそうな予感。要するに、ジョージ・オーウエル作の「1984」との関連性を持ったルポルタージュのようだ。全く知らなかったことであるが、ジョージ・オーウエルは本名エリック・ブレアという。1920年代に英領インド(当時のビルマ、今のミャンマー国)で警察官として5年ほども従事しているとの事だ。そのときの彼の体験が、おそらくは1984ほか「3部作」を形作っているのだと筆者はいう。展開に興味津々。
 先だって、ブッカー賞を2度も受賞した唯一の作家である、南アフリカ出身作家の書いた「恥辱」(原題:Disgrace)を読み、大変面白く感じた。その前に読んだのが「1Q84」だった。なので当然、ジョージ・オーウエルのことは頭にあった。
 思えば自分史的には中2の転校先(台東区立福井中学校)。国語の授業では、ほぼ毎回「読書感想文」を読まされる栄誉に預かっていたものだったが、それで本が好きになりあれこれといろいろな小説を読んだとは言え、読書大家の足許にも及ばないレベルだろう。何せ1984を未だ読んだことがないのだ。きっと今回をキッカケに1984を読むことになるのに違いなかろう。そして、今ではアジアの最貧国になってしまった、この強権国家について私は思いを馳せる。

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