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米中間の貿易で分かる安全保障の行方

貿易すなわち経済活動と安全保障、外交、政策、要は政治経済はリンクしているし、その根底には世界観や文化・思想が脈打っていると思っています。そうではないでしょうか?
経済活動、すなわち 貿易から見てみると米中間の貿易額総額は、既に日米間のそれ、日中間のそれをも上回っており米中の関係の近密度は日米のそれをとっくに凌駕している事実を確認して直視する必要があります。一人当たりGDPではまだ日本の10分の1程度の中国だが、人口が大きいために総額では今年日本を上回ることは既に何度も新聞雑誌で取り上げられています。米国は、太平洋をはさんで中国から見ると「遠交近競」の相手だと言っています。米国と中国は、革命で成立したそれぞれの国のなりわいも似ており親近感を覚えやすいそうです。貿易・経済の依存度もいま一番高くなっています。お互いをお互いが必要としているのです。 そこには単なる経済的な意味でのJapan-Passingなどという矮小化した議論を超えた大きな国家戦略とでもいうものが介在しています。つまりは港湾設備や空港の世界競争力の低下など国家ビジョンの欠如で停滞する日本経済などと言う島国根性から出た一国だけの考察を超えた世界の国際関係論ベースの議論がより大きな構図を持って目の前に迫ってくるのです。思考を切り替える必要があります、

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