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はやぶさと宇宙の果て

 先日、映画「はやぶさ」を見て、宇宙と深宇宙について思い出し、その興味が最大限に達している。もともと人工衛星本体、テレメトリ&トラッキング地球局、通信制御、無線通信、の仕事に入社後若い頃から、日米両国で関わって来た。そのため、まるで自分のことのように思える。そこでこの新刊書だ。

はやぶさと宇宙の果てを探る!」
(二間瀬敏史著 / 洋泉社 / 2011-10-10 初版発行)著者は、ウェールズ大学カーディフ校博士課程終了
引用メモ:
◆宇宙はどれほど広いのか
【宇宙のスカスカ具合は太平洋にスイカ三個】

    ◇太陽から一番近い星は、ケンタウルス座のものだが、地球と太陽の距離の273千倍。光が一年かかって進む距離9兆 5千億キロで、約4.3年かかる。

    ◇私たちの銀河系は、約二千億個もの星の大集団。厚さが三千光年の平べったい円盤形。直径は十万光年。これが天の川銀河。宇宙にはこのような星の大集団が数十億個もある。現在観測できる最も遠くの銀河系は約129億光年!

    ◇天の川銀河系の隣に、秋の夜空にダブリューの形のカシオペア座があり、そのすぐ近くにアンドロメダ座がある。この天体が地球から約230万光年。私たちの天の川銀河とアンドロメダ銀河は、ほかの数十の銀河系と一緒に集団を作っており、この集団を「局所銀河群」と言うが、天の川とアンドロメダはその中でも大きい部類。

    ◇私たちから約五千万光年かなたには、一千個程度の銀河が約千五百光年にわたって群がっている「おとめ座銀河団」がある。この銀河団がもたらす莫大な質量が及ぼす重量によって、局所銀河群は毎秒数百キロメートル、時速百万キロメートルという速さで「おとめ座銀河団」の方向に運動している。その「おとめ座銀河団」もやはり毎秒数百キロメートルの速度で三億光年かなたの「かみのけ座銀河団」に引きつけられている。

    ◇1990年代の観測によって局所銀河群、「おとめ座銀河団」、「かみのけ座銀河団」はほかのいくつかの銀河団と一緒になって、一億五千万光年程度の広がりを持った集団を作っていることが明らかになってきた。この銀河群、銀河団の集団を超銀河団という。このように宇宙は、銀河、銀河群、銀河団、超銀河団という階層構造をしている。これが宇宙の姿なのである、…………と、気が遠くなる話。ロマン億万個って感じです。 ……
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ ……