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商売とは感じのよさにあり

 大店法に風前の灯の地元小規模商店街 蒔田商店街/中村橋商店街など 
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 横浜市南区。 27日小雨交じりの中、行ってきた。18年前ゆかりの地。  5年間住んだ。横浜市営地下鉄蒔田駅下車。駅はすごくきれいになっていてまた驚き。特にエレベーターやトイレのきれいさが目立つ。資金を手厚く投下してるのは明白。対して鎌倉通りへ出ると街の風景は18年前とそんなには変わってない。懐かしいと言うより鎌倉通りを一本中へ入ると静かな住宅街という印象がさらに強くなっていた。
 ◇歩いて街を中のほうへ入っていく。すると、蒔田商店街、中村橋商店街など街の商店街は閑古鳥。確かに帰りの市営地下鉄で見渡すと、乗客は高齢者が多く大半を占めている。この辺り、横浜市の中でも伝統的な街なので高齢化がとても進んでいるエリアではあるのだが。まさにシャッター街になっているのだ。しかし実はこれ18年前〜13年前、アメリカへ赴任するまでこのエリアに住んでいた頃と大きくは変わっていないのだ
 大店法ヨノナカと風前灯の地元小店舗; いまデフレ社会。ここではご存知牛メシ¥380。カレーも安い割にとってもウマイ(よく利用。水曜夜、社会人大学へ通う前に@分倍河原
 小規模商店(いわゆる街の小売店)同様、外食・中食産業界も生き残りには大改造必至のヨノナカになってる。かたや大手レストランは郊外に大店を複数チェーン展開。クルマで行く人はこっち。
 徒歩圏では近所にくまなくコンビニ。今や弁当やおにぎり、パン類、スナック菓子など豊富な選択(外食の競合である中食、そしてそれだけでなく雑誌や酒類、生活雑貨までが手の届く至近距離にある)時代。売りの工夫(すなわち来て下さるお客様のありがたみをマルチに提案出来る力)が求められている。
 それだけではまた駄目。複数ある選択肢から自分の店に来てもらえる「魅力」が必要。店のイメージ、キレイ度、気持ちよさ度。便利度。感じヨサ度。親近感。などなど。時には「ストーリー作り」までしないと駄目。きょうびなかなかお客をつなぎとめられない時代になっているのだ。消費者はもはやロイヤルテイはなく、良い方の店にすぐに変えてしまう。昔のの〜んびいでよかった頃と比べると実に大変なことなのだ。だからこそ何か工夫をして前向きなマーケテイングをあがいてでもしないといけない。
 ◇いきつけの駅裏蕎麦屋「太田屋」さんが改装中?で入れず残念。別店で「力うどん」を食べる(750円)。やってるのは女将さんがどう見ても70歳代より上の感じ。単価はデフレ社会の先陣を切るすき屋松屋の牛メシ¥380クラスなどと比べてしまうと「2倍」。これで多くの客を頻度よく集客しろと言うほうが無茶だ。街に出れば蕎麦の日高屋あり、富士ソバあり。カレーも安い割にかなりウマイ。Macもある。店も比較して新しくFast-food店コンセプトでの経営だ。流石フランチャイズ経営の有利さを際立たせているとも。
 ◇コストダウンなど生産性の高さが図られており、すごいのはその分、「ハヤイ」「ウマイ」に直結する経営努力に。それが眼に見えるからまたすごい。伝統店とコンセプトが違うと言えばそれまでだが。市場で競合するとき工夫や差別化を考えなけりゃ差は圧倒的に拡がる。素人でも観て分かる。頑張っても大店法の前、風前の灯の地元商店街という構図なのだ(良い悪いは別)。
 いま生き残るには工夫とアイデア
そして何よりも「感じのよさ」が不可欠になった。


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