✴️ 世界に目を向けるとストレスの増える難しい国外の問題に目が向くことが増えたこの頃。まぁ年歳のせいか。歳を重ねて知識と経験は誰でも増えてくる。それなりに。
👉若い頃はみな自分のことで手一杯。
- 家庭を持った後は日々の生活から出産、育児、子の教育、家族の健康。
- 生きることに全集中だ。そして
- 家、不動産の問題なども。
- 多忙すぎる生活に日々追われていく時期を誰もが長く過ごす。そして、
- 仕事に責任が増え、"油が乗ってくる" と会社のこと、業務と人間関係だけで手一杯。誰でもおおむねそうだろう。それが勤め人の平均的な姿なんだろう、と思う。
👉私や上の世代は誰も多くの場合は長かった一つの会社を勤め上げたりだ。今そこから離れ、少しは自由の利く立場になった。子どもの教育と金銭的負担は終わった。だから関心事が、国内の政治経済とお金や終活に向く。生活者として物価問題への関心は高まる。誰にでも割と自然の、人生の長期スパンでの流れと思う。
- とはいえ個人で何もできないのが世界の国際情勢。外交。大学の頃、国際政治で学んだ知識の先に、サラリーマン時代の長きにわたり毎朝接している新聞やマスメディア報道。そこだけは人並み以上の蓄積あり。
情報を読み合わせることには徐々に自然と長けてきた。いまの関心は自然かつ当然なのだ…
▼▼▼
アングル:米に殺到するグアテマラ若者、農村部で貧困・失業拡大 | ロイター
出典 : Reuters アングル:米に殺到するグアテマラ若者、農村部で貧困・失業拡大 |
https://jp.reuters.com/economy/UROQ4QW4ZVPBDKTCK55KWT3GOM-2023-11-10/
-
干ばつが頻発する農村地域では、1日にトルティーヤを3、4枚しか食べられないのも当たり前になっている。グアテマラでは、子どもの慢性的な栄養失調の比率が世界でも有数の高水準にある。
-
「北のトライアングル」3カ国の1つであるグアテマラでは、将来の展望が見えないため、米国を目指す移民の数が他の2カ国、つまりエルサルバドルとホンジュラスよりも多くなっている。
-
米国のデータによれば、米国国境に到着するグアテマラ出身者の数は、2020年から2022年にかけて5倍に膨れあがり、23万3000人に達した。
グァテマラといえば…私の連想は珈琲・珈琲豆🫘だった。しかし、命の危険を賭けてでも米国国境を越えていく不法移民のこのものがたり。何ともいえず、哀しくつらく厳しい。
◉翻って、日本は恵まれている。
島国で海に囲まれ、さまざまな魚、貝、海藻、水産物が毎日沢山とれ、山があり森と木、草木と花も豊富。川が流れ水が豊富で、火山国だから温泉まである。都会はゴミがなく清潔で美しく、店が揃う。食べ物に困らない、というより食べ物の苦労なんて想像したこともない。
「将来の展望はあるか⁉️」→ゼロではなさそうだ。年齢の若い世代では社会保険、すなわち年金や健康保険料、介護保険のことが危惧されているだろうが…。
✴️ そんな日本人…このままで問題なく生きていけるのだろうか? 隣国の厳しい国3ヶ国に囲まれ、安全保障面のリスクは増大。経済成長は劣等。競争力ランキングも落ちる一方。失われた30年は、40年にならないとは限らず…。米国の傘の下で、米国一辺倒に慣らされて政治音痴のまま、育てられてきたかのようなわれわれ。将来展望が見えないと言えるのかもしれない。