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M&Aが人生を変える

 M&Aセミナー受講。ABeamM&Aコンサルテイングの岡俊子代表取締役社長をゲストスピーカーにお迎えして、AIBA(貿易アドバイザー協会)首都圏セミナー。出かけるとき、勢い良く一人歩いていて浜松町で。南の空(太平洋)を見てふと思った、あ、しあわせだ。充実している我が人生のときのとき。 期待にたがわず、素晴らしい内容、資料でした。岡社長様ありがとうございました。

 中国企業のM&Aは確実に増えるでしょう。GDP総額で日本が中国に追いつかれ抜かれた今年2010年より前、2008年に世界のM&Aで中国企業は日本企業をキャッチアップして抜き去っているとのこと・・・M&Aで日本人の人生は変わる。【感想がてらの私の問題認識】思うところを綴ります。
 ◇過去明らかに対米国偏重だった日本。民主党政権以後の外交迷走ご覧あれ。世界はいま対米・対中のニッポン国家交渉の行方をつぶさに見ている。円高対策しかり。中国のGDP総額が日本のそれを抜く今年2010年。失われた10年はいつのまにか20年と言われている現実。岡社長のご主張、企業戦士よ!立ち上がれ、はかなり現実味を帯びた危機感あふれる提言と受け止めた次第。
 ◇欧米型、狩人型、英米法の世界とそのパラダイムによる契約社会(とその交渉)が、次の超大国=中国の台頭で、Packs Americana がPacks Chinese?になるだろうか?パラダイム転換が、今から10年後に振りかえると今年2010年だった、とならないか。
 ◇中国の知財保護・法務意識は必ずしもWTO加盟国水準に達していると言い難いが、存在感を強める、かの国の企業との交渉では英語ではなく中国語対日本語の通訳を介した交渉がこれから主流になっていき、英米法体系とはまた違った企業取引文化が産まれ、そしてそれが大勢になっては行かないかと誰か保証できるでしょうか。
 ◇最近この点(上述の問題意識で見たときのGlobal化での日本企業の生き残り)をテーマに新聞や文献を読み漁っています。デジタル化社会になり、WindowsIntelWintel文化と言われて久しい。製造でのJapan-as-No.1優位性はもはや2010年台、ニッポン競争力の源泉となりえません。韓国や台湾企業は急速に技術力、品質力を高めてる。そしてSamsungに代表される通り、デザイン力でも日本をはるかに凌駕し始めています。近著、『サムスンの最強マネジメント』を読み危機感が一層強くなりました。これには日本企業、追いつけない。
 ◇やがて中台(”Chione”)の結びつき、ASEAN対中国、といった貿易面の大きなパラダイムシフトの中、取り残される(鎖国名残文化・内弁慶)ニッポンではない!!、と思いたいところですが・・・。さて如何に。。
 現実に眼を向けて考えると、
> 契約書案は先手必勝、まずこちらから提案することが大事です。について;
 ◇結局のところ、中国法務を検討研究し、主導権を取れるよう周到に準備、基礎固めを行うことが、グローバル市場において中国と言う超大国(と企業、中国の人々)と伍して行くのに絶対必須ではないかと思います。

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