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神聖ローマ帝国とガバナンスのあり方

 アメリカ生活、東西2度、通算11年だったが日本帰国から7年後、久々に欧州の仕事に関わり、それでハンガリーとパリ出張などヨーロッパの奥深さに実地にこの目で触れる機会を得た。そこが動機付けの原典。たまにこういう歴史本もよいもの。もう少し、ヨーロッパの深い歴史と現在のEUを研究するか。
 神聖ローマ帝国とは実はいまの独と伊である。いわゆる東西ローマ帝国ではない。しかし王政で数百年にわたり王家の血筋(例えばハプスブルグ家とか)が続いて治世をしたという点では、幕府の江戸時代の比ではない。つまり、当時はガバナンス:社会統治機構の仕組みがうまく行っていたのだろう。歴史に学ぶことも必要かも。



 内部統制が会社法で資本金5億円以上の大会社に義務付けられた。また金融商品取引法で、いわゆる日本版SOX法としての法治も義務付けられ、2008年3月末期から適用になった。世の中はグローバル化、グローバル金融資本主義の進展、世界的な拡がりとともに、適正なガバナンスを必要とし、経営の重要意思決定を内部統制で外部投資家などのステークホールダー向けに担保、証明する時代に入った。