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破壊的イノベーション

★例えば貴方がベンチャー起業してホームページで何か商品を売るとします。その商品説明は自分(自社)のHP、つまり今なら無料で誰でも作れてしまう「ブログ」に(無料)掲載すればよろし。そして、買う側はインタネットでオーダーする。決済(支払い)は、例えばVISA社のITシステムで金を払える。出荷は例えば、クロネコヤマトの宅急便を使う。するとその物流情報トレースはヤマトHPにネットでアクセスして自分の発注したオーダー番号(システムで自動アサインされる)を使えば既存Webベースシステムで24Hいつでも検索可能。
★そして受発注については、例えばAmazonみたいな会社の既存社内ITシステムをその会社が自社ユースだけではなくて、クラウド化して世間に開放する。利用を申し込んだ相手(貴方)に開放し、使用を認めますね。有料で時間貸しとか、オーダー頭数割りで課金、みたいにして、随時24H世界中どこからでもインターネットでWebブラウザさえあればいつでも使えるんです。すると(モノが良ければ)世界中から?オーダーも受発注が出来る。(英語とかでHP作る必要はあるが)もちろんセキュリテイやユーザーの情報は完全に隔離され安全面は問題ない。さて、
こうなると、何が起こるか。

大手他社の確立した信頼性の高い(ミッションクリテイカルなぞと言います)ITシステムをクラウドコンピューテイングで活用し、スモールビジネスが一日にして立ち上がるという世界が出来上がる、ということになります。仮想現実どころか、雲の向こうで全部面倒なオペレーションは大企業の基幹システムが間違いなく粛々とやってくれる、という信頼感のあるIT効果を設備投資無しにある日「ただちに」設定できるわけ。
このことは破壊的イノベーションとなる可能性を秘めています。
このほか、OracleとSAP、クラウド、破壊的Innovationの概念とともに、IT産業の展望と著者自身の国へのIT分野の出提言を語る本。2時間もあれば読める。

★★★これから世の中は急速に変わっていきます。インタネットに代表される「IT」とハードウエアも単なる「箱売り」ではなく使い方のシーンまでを含めた「創造的なライフスタイル提供モデル」が売りになる。これらがメイン事業として立ち上がる。そこでは、旧来の商取引慣行の先端エッジ部分でと新たな電子法的リスクなどが渾然一体となってくる。例えばネットで発注し代金引き落としされたが品物が壊れて届いた。さぁ保険(求償)は売り手買い手どっちの責任?とか・・・。新たなビジネスリスクを顕在化させる。当然のことながらビジネスチャンスは大きく増える。増え方はそれこそ膨大に壮大にグローバルスケールで。敏捷なアメーバのごとく自己増殖。既存の確立した市場や産業と言う旧弊の序列を侵食し、破壊的なイノベーションを起こす、そんな世の中になる。破壊的イノベーションを起こすプロダクトやサービス、もっと言えば利用シーンを創造提供できてニーズを新たに創り出せるレベルの「こと」づくりが世の中を席巻するでしょう。車だってそう。いまや車は所有より利用の時代になってますよ。こんな急激な変化の今だから逆に法律や、事業リスクヘッジの勉強が欠かせない。そして語学。異文化コミュニケーション力なんか必須スキルになるのです
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ということでそのほか夏休みに借りてた本はこんな感じ