Accurasal (@Accurasal) 04/03/2013. 『良い戦略、悪い戦略』 リチャード・P・ルメルト著(日経新聞出版社) いま読み始め。 経営戦略本は昨年度まで結構手にしたが、その中でもこの本は目からウロコ。 ◆バークレー電気工学修士から、システムエンジニアとしてNASA・JPL勤務の後、1976年から(岩田松雄さんの学んだ)アンダーソン・スクール・オブ・マネジメント教授の著者が、実際コンサルした実例を語る、豊富な例が宝。 ◆訳者あとがきによれば、彼の功績は、市場の力を重視する伝統的な競争戦略論に対して、組織の持つ強みやコア・スキルなどを重視する「リソース・ベスト・ビュー(RBV : 経営資源に基づく戦略論)」に多大な貢献をしたことにある。 ◆HBR誌で、経営分野で影響力ある理論家五十人を一年おきに発表しているが、2011年に堂々20位に選ばれている。 ◆日本での知名度はポーターほどではなく。私もGEのイメルトかと読み違えたほどだか、内容は示唆に富み、的確な感じがする。何より多彩な分野でコンサルしており、それら有名企業のケースが多く、簡潔にポイントが語られる点。 例えばNECもビジョンで批評されている… ◆「戦略策定の要諦はカーネル(診断、基本方針、行動)にあり」とするのが、ルメルト戦略論なのだとのこと。(だがまだそこまでは読み込めていない) |
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