パートI. 英国の話🇬🇧備忘メモ
西村あさひ「N&Aニューズレター」
英国のCPTPP加盟と投資保護・ISDS(2023年8月2日号) | 出所 : N&Aニューズレター
https://www.nishimura.com/ja/knowledge/newsletters/dispute_resolution_competition_law_international_trade_230802
◉ このたび、英国が環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(以下「CPTPP」)に参加しました。英国についてCPTPPが発効するのは2024年後半と見込まれています。
◉ 2018年にCPTPPが署名されて以来、英国は新規の参加国であり、欧州の国家として「環太平洋」地域をはるかに超えたところに位置しているため、注目に値します。
◉ 2023年7月16日、英国はCPTPPへの参加を可能にする条約に正式に署名したと発表しました。同日、CPTPPの寄託国であるニュージーランドの首相は、英国の加盟により「成長と回復のための経済的機会がさらに増大するだろう」とコメント…
パートII. インドの話🇮🇳備忘メモ
🇮🇳2023/9/4 (月) 2時から #日本関税協会/ #貿易実務研究部会 9月度例会。今回はインド関連です。毎月この時間帯14:00 – 15:30
この日のテーマは、『インドの通関制度を中心とした貿易制度と現在の運用状況』です。
講師は日本の有名フォワーダー企業 "山九" インドの実務者(たぶん同社インドの社長様)でありいつもの官公庁やらの講師とは少し毛色が異なります。貿易の海外現地現場の話、楽しみでしたが、想定に違わず、資料は大変網羅的だし、講演の話もとても分かりやすく素晴らしい内容でした。講師の方の実力がよく分かりました。感謝です。
原産地証明新ルールCAROTAR 2020で、一時期通関現場に混乱(インド)JETRO
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2020/b1feb0e83d903263.html
例の "カロタール" (CAROTAR) の話が、インド国の輸入社側で今は落ち着いたのか?という質問を出しました。こちらも分かりやすい回答で有り難く拝聴しました。
曰く、同じHSコードでの繰り返し品目ではほとんど問題はなくなっていること。その一方で、新規の品目の輸入案件ではやはり税関への説明やそのための資料などでそれなりに手間がかかり、準備が必要だということでした。