欧州はスペインなどで大卒者が就職できない就職困難や高い失業率の問題状況だったり、例のギリシャ(ソブリン)問題で、Euroシステムが根底から揺らいでいる。スロバキアの再投票に向けてはどうなるか注目。
一方の米国では、ウォールストリート発の「99%」デモがあったり、と…米欧は経済が危機的な状況にあります。これは2008年のリーマンショックを上回る規模のリスクに発展することもありうるのでは、などと注視しています。
そして我が日本。政権交代以降、V字回復などはまだまだ期待できない状況。震災復興による立ち直り、景気浮揚は未だし、です。
引用:Wall Street Journal 特集記事 ////// どこへゆく 世界経済 ☞ http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_323107/?nid=NLM20111013
「世界経済の視界が一向に晴れない。ユーロ圏はソブリン危機の緊迫化におびえ、初の国債格下げを経験した米国は景気回復への決定打を打ち出せないままだ。頼みの新興国も外需の低迷や投資家のリスク回避が予想以上の足かせになりつつある。この混乱はいつまで続くのか。政治の無力化が世界に広がるなかで、混乱収拾へのカギはあるのか。 」 ……について、考えてみたい。