洞爺湖→有珠山・昭和新山→サミット会場だったウインザーホテルから新千歳空港まで道央道を走った。北海道行きのこの週は毎日が晴れ。夜などは涼しい期待通りの北海道だったが、この日、日中は特に暑い。空気が東京よりきれいな分、直射日光が直に肌を突き刺す感じがする。運転焼けもあって帰宅して昨日(7日)見たら両の二の腕が赤く日焼けで痛い。気温30度はまちがいなく超えてる。
旅行4日目(最終日)は、洞爺湖畔湖の万世館ホテルを10時チェックアウト。まず昭和新山の麓と有珠山頂上をむすぶロープウエイに乗る。山頂駅から遊歩道を5分程度南側へ登っていく。すると有珠山頂上の大有珠/新有珠/小有珠などの山の「コブ」がずっと右手に見えている。頂上の展望所エリアに着いてまた見る。(左奥の)太平洋側へ向って右から左へと順に並んで次第に高さが低くなっていき、銀沼と称される年輪みたいな横線が幾重にも見られる、すり鉢状の砂色(銀色)火口が口をあけて待っている。水蒸気は出ていない。そして左側(東南方向)は「噴火湾」と言う名の太平洋の湾になっている。ここ「壮瞥町」は大相撲の北の海理事長の産まれ故郷だそうだ。
昭和新山は世界でも珍しいPrivate Propertyだそう。(写真)元々個人の「畑」がある日突然に隆起して出来たものらしい。昭和43年のことらしい。洞爺湖を北西に見て湖畔からさほど遠くはない場所にいきなり赤と土色の火山岩で出来た山状態のカタマリが忽然とそこにある。両側(東西方向)と前面南側は緑の木や草に完全に覆われていて完全に普通の山と見えるワケだが、真ん中だけパッカリとギガントデカイ、ガンセキ・岩石。とてもフシギな光景を晒す。
さてこの帰り道、せっかくなので前日に見えていた別の頂に位置する、例の今年のG8サミットで厳戒態勢になった船の形のウインザーホテルへ上る。時間の関係で外側だけ眺め取って返して一路新千歳へ向った。洞爺湖エリアを外れていくところの風景だが、何やらヨセミテ国立公園の谷を望む辺りに感じに似てなくも無い。北海道ってやっぱり雄大なんだなあ、を実感する。
ちょっとアメリカ合衆国のスケールのでかさに決して負けていない姿・形がそこにあってナンダカ嬉しい気分がした。日本だって捨てたもんじゃない。帰りは新千歳空港からだが、空港のレストランで「石狩丼」としてイクラ丼を食べた。
さて18:05発JALに乗って羽田へ戻った。京急蒲田乗換え・京急川崎で南武線に乗って武蔵溝ノ口まで帰ってきた。蒸し暑さに着ている服がぐっしょり。また明日からは残暑が厳しい。(と、書いている今日8日は北京オリンピックの開会式が夜に控えていて残る3日間の夏休みの後半になる。終日家のLivingでブログと写真の整理をしている。あぁ〜暑い)
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