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坂道美学の実践

タモリのTOKYO坂道美学入門】を片手に、ある冬のよく晴れた午後、私一人。道源寺坂史跡お散歩ルートを歩いてみました。ルートは、
南北線六本木一丁目駅 ☞ 道源寺坂
「道源寺坂」はちゃんと東京都の史跡表示(杭)が坂下入口と上の三叉路の角に設置されています。短い坂でした。まず一丁目駅のモダンな薄緑色、ガラス張り駅舎を出て右へ。直後に浄土真宗の寺門。そこの右に坂が始まります。古木も坂の中央に保存されています。残念ながら坂の右側は囲いで覆われ建設途中。半分登ると左にさきほどの真宗の寺と隣接して「道源寺」があり、その墓所も併設されています。道源寺は本堂が改築中でした。そして坂を登り切った場所に港区の整備された新しい小公園。そこから首都高速と下を走る国道246号やビル群が見下ろせる高さになります。登り終わると左手に今度は地蔵や小さな緑のエリアが残されていて喫煙スペースもありました。その先で、赤坂アークヒルズ横の車道と合流しています。綺麗な舗装路で変則的な交差になっていて、信号のない横断歩道。泉ガーデンの居住用マンションがあり、小高い丘に瀟洒なマンション群のエリアです。
聞いたこともなかった住友系の小型のミュージアムがあり、その横を真っ直ぐに歩いていくと突き当り。
スウェーデン大使館です。警備の雰囲気で外国施設だと一目で分かります。

写真は泉ガーデンなど六本木一丁目のビル群で道源寺坂を登り切って、スウエーデン大使館まで行って泉ガーデンエリアを裏側から見る場所。スウエーデン大使館を背にシャッターを切りました。 
大使館に突き当たって右に折れ、少し歩く。モダンな新し目のビル群を抜け、その先が丘の終わりになっていて左方向へ入っていき、最後に突き当りが日本にY字で分かれていました。それを狭いほうの右へ進みます。☞ 我善坊谷坂/三年坂/雁木坂・・・この辺は本のイラスト地図ではよく分からず・・・ 建設中の土地と隣接して坂の表示もなかったようなので、それらしい小路の坂を下りて行きました。左手はまた建設中で囲い・・・。この付近一帯を相次いで再開発、建設しています。下っていき抜けた辺りから古い木造の民家が立ち並ぶ「町」に風景が変わり住居表示は麻布台。 ここは谷へ下りて行く感じです。
☞ 麻布台エリアは道路工事も行われており、そこから地図通り、表通りへ。☞ (日比谷線)神谷町駅へ ついでに ☞ 虎ノ門パストラルへ寄ってみたのですがなんと、ここも建物が全て取り壊されて白い建設用の隔壁で通りから覆われて、更地になってしまっていたのでした。(跡地は再開発?たぶんそんな気がしますが建築許可証の掲示はなかったので売買の途中とかなのかもしれません)

知らぬ間に思いでの場所が一切無くなってしまっていてショックでした。中学校と大学(目黒キャンパス)が、そして入社当時の配属先の事業場が、Bostonの事務所が無くなって、いままた「歴史に消えた」建物をもうひとつ見つけたということになります。。。
更地化した広大な敷地(ちょうどホテルオークラの裏手に当たります)の左隣は古くて小さなお稲荷様があり、地震が来たら今にももっと崩れ落ちそうな大谷石の石段の横梁を見ながら急な階段を地表から5mばかり上りました。

そのお稲荷様の庭から覗いて見たパストラル跡地(あまり見えないですが)
愛宕山エリア、そして ☞ 芝エリア・都営三田線御成門駅へ到着、ここから ☞ 三田駅まで都営三田線に二駅乗りました ☆

(次は愛宕神社にも行ってみようと思います)
そして…三田からの帰り道。大岡山を出て自由が丘への線路沿い。まん丸でオレンジの夕陽が美しく映えていました…健康で生きていて、自分の足で歩いたり、自転車を漕げること。それはなんと自由で幸せなことか、と思いました。


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