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日本経済の不活性はM&Aの少なさか?

@ikedanob 池田信夫 blog : QT: 「企業コントロールの市場」 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51498199.html
ここでは、命題:日本経済の不活性はM&Aの少なさか?と言うような内容を語っている

池田信夫氏の主張:.
ところが日本の企業買収の時価総額は世界の2.5%しかなく、主要国で最低だ。日本企業が海外企業を買収することは珍しくないが、逆はほとんどなく、「外→内」の買収総額を示す対内直接投資はGDPの3%以下と、これも主要国で最低だ。このように資本市場による企業の新陳代謝が進まないことが、経済停滞の大きな原因である。

☞ 日本企業に対して、海外企業によるM&Aが少ないのは、そもそも「日本の労働慣行や買収後のマネジメントが面倒だから」だと思う...つまり買収して以降の魅力・インセンテイブがほとんど無いのだ。むしろ(人員整理や事業再構築時の組織変更などの)面倒さ、大変さが大きい、ということだろう。つまり、このこと自体が(M&Aが少ない背景と要素であり)もともと日本経済の非効率性・閉鎖性、労働慣行や組合・雇用の硬直性という成長の阻害状況を如実に、現実に表しているではないか。つまりM&Aが少ないから不景気なのではなくて、そもそも本源的に不効率な日本の資本主義、企業経営なのではなかろうか…
過去のM&Aブログ記事
http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20100605