
👆1/25(日)日経朝刊2面総合1
多党化時代の選択・衆院選2026
二人の有識者・政治研究の泰斗による論説を読み比べた。表題や小見出しと記事の俯瞰を引用
◉表題👉『結果次第では大連立か』…政界再編モード続く
68年生まれ・中北浩爾中央大学教授の論。
より現実的で政治的な分析と選挙の結果予測、その選択肢の紹介などが精緻に感じられる。
学者としてTVで数よくお見かけする。その語り、話が明快で分かりやすい。現代政治を的確に読み解き、新進気鋭・若手代表と思える。
- 選挙後シナリオ
- 短期目標の改革
◉表題👉『大きな問い 語る政治を』…実態失う保守・中道
一方の歳上51年生まれ・御厨貴東大名誉教授 :
より大局的な国家論に軸足を置いた解説。解散を決めた高市首相とその政権の動機を見透かした批判。それを前面に出した論調だ。こちらももまた的確な批判的評論になっている。与党として組む日本維新の会につき全く触れておらず、トップリーダーの胸の内を読み解く内容は、いかにも「オーラル・ヒストリー」専門
- 政策妥協に限界
- ビジョン見えず
(上で書いたそれぞれの表題や、小見出しは日経新聞の政治分野の編集員が読み解いたサマリーであり、参考値として掲載しておいた)
✳️ 前者が、政治の学術的分析が的確で精緻。専門が日本政治外交史、はうなづける。
✴️ 後者は、より広い視点からの天下国家レベルの論を展開。さすがはオーラル・ヒストリーの第一人者。過去の大政治家と高市氏との質感の違い、落差を見事に言い当てている点は流石だ。
REF…世界の秩序が変わるとき - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal
【 読み比べ 】(私の見方)
- 三重県生まれの57才は、東大法学部卒の同大博士(法学)。
- 一方、東京生まれ 74才は同大博士(教養)
17才の違い。それぞれの育った高校から大学、大学院、そして研究における歴代の日本政治の状況、総理大臣や内閣と政党の切磋琢磨の状況、情勢。当時の社会環境の違い。
→ 育った世代として大きな年次の差がある。当然ながら考え方や思考方法など、全く異なる。
思い返されるのは、私と18才の差がある、会社の大きな存在の昔の上司のこと。
おそらくこの年代の差のせいもあるだろう。その背景は、各人の高等教育の場における研究や理解の違いだと受け止める。
◎ 共通点は一点。両者共に東京大学博士であり、そのアカデミックな頭脳明晰さのレベルはほとんど差がないといえよう。
そもそもが専攻自体からして同じ研究対象だがアプローチが微妙に異なるはずだろう。そう感じさせる。ただしかし、法学と政治学を極めた前者と、より興味の範囲や幅が広い "教養" 専攻の後者。その出自や長い研究キャリアで培ってきた頭脳の差異がそれぞれの論調と形となった紙上の文章でみてとれる。そこが面白い。
各々の研究ベースになっている「ものの見方」に、論調が明らかに現れている。これこそ、
多様性の見事な実例と言えるかもしれない。
そんな気がしつつ、両者を読み解いた。
当然に内容テーマは、衆院選2026
各党代表によるMCからの質問への回答と各党主張の披歴。そしてときに論戦の応酬である。そこでは消費税の減税問題とそのための財源は?、が仕方のないことであるけれども大きくフォーカスされている。
国家安全保障や米国政権が壊している国際政治と世界の平和に対する🇯🇵ニッポン国としての大局的論点が一切見えてこない。それはテーマからしてやむを得ないのか⁇
日本の政治家たちは、結局は短期かつ近視眼的に、
- 国会議員の数を競うことと、そのための
- 国民(画面の向こうにいる国民、ひいては視聴者)への支援策のアピールなど、
これらに主眼があり、結果的に番組の流れは他党との差異や相手の論理への反論や崩しを行うところに力点を置く。これはむろん一部の切り取りでの比較ではあるけれど。
NHKは今回は見ていて"せんなき" 内容だった。
✖️昔の中曽根総理や安倍第二次政権のような世界の中の日本の立ち位置を大局的に語る大きな視点の政治家がいなくなっている。
経済と財政。日本は失われた30年という、自虐ネタに大きくいつまでも囚われている。改革もできていない。数合わせの党利党略ばかり。
政治家のレベルの毀損はいくばくか、と暗澹たる気持ちにならない方がおかしいかもしれない。民間企業の経営とそこが異なる。
金融機関では銀行の合従連衡はこんな感じ…残念ながら、SNSの発信から取ったが出所不明のままであった🔽

長くなったのでここで、書き留める。
本投稿を含む直近のテーマは以下の通り。趣味の話も書いた。
