ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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独善の楼閣、G7の終焉 〔国際政治〕

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( ロイヤルティフリーの写真や画像の🤳売り手 : ShutterStock のセールス画面から ) 
アメリカ合衆国🇺🇸独立記念日Independence Day が近い。それは 7月の4日だ。個人的なところでは、🇨🇦カナダのケベックQebec を訪れて観光したのがその日のことだった。あれは、millennium、2000年のことだ。よく覚えている

時は流れて四半世紀が過ぎた。

✴️ 『独善の楼閣』は、だがしかし、いま砂上の楼閣のような "まぼろし (幻) " ではないリアルな現実であることだ。そのことが怖い。

 🇺🇸は、🇨🇦を自分の州になれと言い放つ大統領を選んだ。🇩🇰デンマーク自治領、北極海に位置するグリーンランド🇬🇱こそ、アメリカの一部になるべきだ、と公然主張もする。それにとどまることなく自身の実の息子をはじめとするチーム一行を彼の地に訪問、対話をさせたりした。ついこの間のことだ。

世界はどこであれ、 "自分の取引の舞台" だと自認している節があり、おそらくそうだろう。

2025年6月14日は歴史的な、独善的な権力濫用の例として、のちの社会科教科書に載ること。それはあるか。

ソーシャルメディアがここまで発達、広く普及して、プラットフォームと呼ぶ運営事業者とそのサービスブランドがこれほどまで数多く林立した時代を私は知らない。

⤵️これが、TRUTH Social の今日、日本時間6/15、米国時間🇺🇸6/14 (土)の発信だ。


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(👆と👇出所 : TRUTHSOCIAL )

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◉ 法的には『権力の濫用』の概念と定義を説明するのに、ちょうどぴったりかと思うがどうだろう。もちろん賛否を呼び起こしているのだが、このパレードの実行は一つの好例になるのか…。それとも慣わしと化すのか??

ポピュリズムが台頭する現代 2025年 には政治的にいう、いわゆる右派が西欧各国や南米大陸の "西側世界" で軒並み台頭する。左右の政治思想や主義の対立や対決は古今東西存在している。だが、現下の問題は趣を異にする。

さても民主主義国家として見たときの一つの例…( 悪例 ) が、この人物ひとりに帰すること。それに異論を唱える向きは多くあるまい。

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( ロイヤルティフリーの🤳売り手 : ShutterStock 画面 ) 

もう少し本質的なことを続けると…

✴️ 6/15 (日)の朝のNHK討論。来週16日からカナダで開催されるG7サミット。そのポイントの見立てや予想、期待することが討論されていた。その各識者発言の中で注目すべきは、

現在のアメリカ合衆国大統領(ドナルド・トランプ)が2国間の取引交渉に傾倒、傾注していること。多国間の政治的協調や協力の枠組みに全く関心がないこと。

その懸念がある。出席したアカデミア有識者たちからそれぞれの立場での評価が挙げられていた。その成り行き、行く先には何があるか。

✴️ 今回のG7サミットは始まる前から既にして、参加国間での対立を先鋭化させないために、首脳の合意文書(包括的な首脳声明)を発信しないと決めた、と言うことだ。✖︎実際には♤トランプの問題がこう仕向けたと認識するのが正しいだろう。現下の状況による最善?次善の策だといえるのだろうが前代未聞である。

最初から7ヶ国首脳で世界に向けて発信しないと決めた。これはすなわち、アメリカがG7メンバーであり続けることへの警鐘の前触れであろう。合意に至ることを初めから放棄したとも言える。自分たちの中からG7の意義について懐疑的であることを外に見せている、と批判されてもやむを得ないレベルの意思決定だろう。

(6/18 ニュース報道) G7の実態⤵️

G7ウクライナ巡る共同声明見送り 米が抵抗 加は追加支援表明ロイター
2025年6月18日午前 8:43

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👆声明を出すことを見送り👇

ロシア・ウクライナ戦争を巡る力強い声明を出す計画は断念。代わりに、議長国であるカナダのカーニー首相が、制裁を通じロシアへの圧力を強化し、米国主導の和平努力を支持する内容の声明を発出するという。(Reutersから)

✳️ 世界情勢に詳しいEurasia Groupのイアン・ブレマー氏。以前から彼が繰り返し提唱して来た、その持論「Gゼロ世界」が、実際に、こうして現実味を帯びてきている。

👉 このことはこの現実世界で『G7の終焉』もしくは🇺🇸米国がG7から脱会する、その日の "予知夢" か。

そのリアルな姿。まさに今、大小取り混ぜた形で起きてきた数々のことの "積み重ね" として、この地球上の人間社会に未知で醜い 姿かたち を現しつつある。
✖︎ そのことの発端になったのが、後に、今回2025年カナダG7サミットだ、と言われる。

そんな日が来ることすら予測される。

世界の政治経済両面で安全保障と貿易と通商。その基盤である法の下に自由で開かれた発展的経済活動の世界観への懸念は増すばかりだ。

👇この思いと気分は、違和感たっぷりで。たぶんこんな一枚で体感、感触を想像してもらえるだろうか?どこかの天体から地上に落っこちてきた迷惑な鉱物の塊、みたいな💦

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☝️汐留、新橋の汐留シティセンタービルのフロアで見かけたので撮影した3枚のうちの、アングルが美しくない一枚をあえてここで追加。

(6/19 木曜日、🇺🇸がイラン🇮🇷の地下深くにある核施設をバンカーバスターと大型爆撃機により攻撃するかどうかの外交交渉瀬戸際にある今。⤵️

(引用) ウクライナ紛争、トランプ政権下なら起こらなかったとの主張正しい=プーチン氏 | ロイター 2025年6月18日

と報道がある。一方的見立てではあるが。一面の真実なのかも知れない。だが、実に皮肉なことだが、今まさにトランプ政権だからこそ、今の🇮🇱イスラエルと🇮🇷イランの軍事衝突に至ることに発展したといえる。
トランプ♠️は歴代大統領の中で最も🇮🇱寄りだと自認する。それがイランと外交交渉で歩み寄りを見せたたまに、ネタニヤフが横槍を入れたとの見方がある。

✳️この軍事衝突は、別政権下あれば起きていなかったように思える。世界情勢は「もしも...」で後戻りのできない不可逆🌍世界ではある。

👉【世界観のパラダイムシフト】

世界の同盟関係が変わりつつある2025年以降。選択肢を慎重に選ぶ政治と外交が、開かれた自由貿易を旨とする国同士での開かれて平和的な結びつきを尊重して、法の精神により世界の平和をかろうじて維持することが出来る、と思う。