#トランプ関税 #相互関税 経済理論から丸ハズレ
(はてなブログ 4/23追加 update)
各所・シンクタンク系からたくさんの解説や分析の小論文なり、発信が出てきているので、今日 それら2桁は読みこなした。いずれも同じで、経済理論から大外れ、計算式は間違っているもしくはこじつけ、とらは気まぐれで発言して政権内の閣僚にイエスマンしかいないなど、最悪の情勢確認がどしどし積み重なっている。
ベッセント財務長官くらいだな、信用できるの
半導体 どうする ▶︎関税かけたら米国のデータセンター建設には悪夢で、AI競争で米🇺🇸は中🇨🇳に負けるという筋の予測までが出始める。ソフトバンクG、の巨額の米国AI投資には相当に不確実かつネガティブな話。
読んだ中でも、これはざっくばらんに思った通りを書き連ねてくれているし、下線を引いたりと読みやすく編集されているのに、中身はガッツリで、よい評論というか解説になってます。ぜひご一読されてはいかがでしょうか。⤵️
最新のと、前回の『謎解き』は読んで損はありません!
▶︎溜池通信バックナンバー
http://tameike.net/report.htm
何か不吉なことが?...おおっぴらに起きてるし
トランプは言った。
- スマホは今回関税の対象外
翌日ラトニック商務長官は、(おそらくスマホのような半導体を使うエレクトロニクス製品を含めて) 半導体と医薬品には、別の "バケツ🪣" での関税をかける。またも修正、やり直し
へぇ〜、ほぉ〜、ふぅ〜ん。
あなたたちね、いい加減にしろよ、と。
- 輸入関税は、輸入申告時に輸入者自己申告で、物品の税番である『関税分類番号』HSコードという6桁や8桁により、細かく区分け定義づけられ、決まっている。
- アメリカってもともとその税番を自国では独自に呼びたくて、HTSコードって言うんだよな、Harmonized Tariff System この辺の通商領域の大元からして、昔からMAGA いゃ、ワガママだよな
Harmonized Tariff Schedule リンク🔗⤵️ Harmonized Tariff Schedule
👉スマホは確かに半導体を搭載した、いわばIC, LSI それと電気電子部品の塊だ。機器レベルの『集積回路』といえるね。
でもそれらの(半導体含む、デジタル機器とかネット機器、いわゆる) エレクトロニクス製品は品目を特定して、ITA協定(*) により、どの国も関税をかけないルールが従前から定着している。あなたそれ知って言ってるの、と。
(*) 情報技術協定(ITA)
コンピューター類、半導体など IT 関連製品の関税をゼロにする WTO 上の条約。
1996 年12 月先進国を中心に 29 カ国・地域が合意。 その後参加国を増やし、IT 貿易の発展に貢献してきた。
よりまとも正確ならこんな風に言うべきか...⤵️
- 「ITA協定をこの度、我が国は破棄して、貿易赤字解消のため、我らMAGA族は関税をかける」…ぜ、と
すくなくともこう背景の理屈を含め、全体像を俯瞰して正確に言ってくれれば、"この発信側は世界をわかっていてやっている" と聞かされる受け手側にも理解が進む。分かる。
それならまだいい。
それすらない。
いったい🇺🇸政権はどういう思考回路で政策を発しているのか…米国の官報を見てもそういった既存条約との関係性を発していない。(除く、USMCA) 要するに、個別最適というか、トランプ流の大きなことだけにしか手をつけず、あとは行政の下部組織へ押し付けている構図。
・親分は、関税をかけない除外品だと言う。
・翌日、閣僚が朝令暮改ならぬ朝令朝改
やっぱりかける、という。
しかも何だと!これから?パブコメ募集かけてそのうちに決まるぜ、と。ったく呆れる。
- 米国税関 (CBP) の意見や対応の事前準備のことの考慮なんか全くしちゃいないんだろう、の場当たりまっしぐら。最悪だ。
USTRも蚊帳の外 (じゃないかなぁ) 呆れすぎて何をか言わんやの世界。同盟国といえどメチャクチャなことをされて、それでも逆らわず、負けずと付き合ってやってやるわ。そんな空気感。
一方で、🇨🇳はとことん付き合うと発表。
(4/23追加 update) 各所・シンクタンク系からたくさんの解説や分析の小論文なり、発信が出てきているので、2桁は今日読みこなした。
いずれも同じで、経済理論からは外れ、計算式は間違っているもしくはこじつけ、気まぐれで発言して、政権内の閣僚にはイエスマンしかいない、など。最悪の確認が積み重なっている。
▼
正直でストレートに、ぶっちゃけ言えば、今私の心の中はそう言う感じです。
- これって一体何???全く解っちゃいないのか?あまりに無統制場当たり的な愚か。
悪態をつくのはここまでにしまして…
☝️に掲げたのはfacebookに勝手に出て来た絵図をフォト撮影して掲載。これで思い出すのは…
◉1986年。本社のある部署へ異動。半導体調達の国際部門に異動したとき。当時まだ "SSD" ( Solid State Drive ) は存在していなかった。内外のキーデバイスたるIC/LSIを集める。
あれやこれや、半導体という 「物資」の製品群の種類について、社内で(後輩から)講義を受けた。よくある新参者への社内教育。私はその職場へは入社6年目で後から異動・参入した新参者でした。
あの頃、お昼にはグループで昼時も連れ立って行動。上司・同僚を含め数人で外食に出る時がほぼ毎日でした。なんだか職場で『出遅れ者』感あり慣れないことばかりでの気後れ。( ̄▽ ̄) ;; 若手だし、萎縮していたんだろうなぁ。
そこからハイテク産業とのリアル取引。仕事の渉外的付き合いが始まった。そんな風にして、キャリア開発の "第2ステージ " が始まった。
因みに半導体とは物理的な種類の性状 (半分電気を通す「導体」という意味合い) であって、製品カテゴリーとして、(メモリ/ ロジック / マイクロコンピュータ) などに分類され、また、規模感・線幅のスケールによるIC ( Integrated Circuit) そして、LSI ( Large Scale Integration) などという別の区分けもある。
シリコンSi で作るものもあれば、ガリウム砒素 (ガリ砒素) を材質とするブツもある。
細かい話はさておき。
ざっと自分の経歴を振り返るとこんな感じ⤵️
◉1992年🇯🇵帰任して国際調達の本社部門
◉再びアメリカ🇺🇸1997年赴任、マサチューセッツ州Boston。そこから
◉2000年7月にカリフォルニア州サンタクララ(シリコンバレー)へ米国内転勤、引越し
◉2002年🇯🇵帰任、埼玉県の生産工場へ社内出向。米国製半導体の調達に継続して関わる(資材調達と部品在庫・ロジ部門の責任者)
◉2004年度、府中コンピュータ事業部門へ異動。米国製半導体と記憶装置の輸入調達を継続して担当。使う部品はほぼアメリカメーカー。四半期毎に主に西海岸へ出張して価格と納期を含む取引先との交渉の日々。
✳️ 思えば、入社間もない若かりし頃に、会社内で受けた英会話研修で、真っ先に出逢ったのが、『シリコンバレーの半導体』に関する話だった。あれから何十年もが過ぎたが今でも半導体との縁が続く。今ではある会社の株主でありトランプ関税でフォーカスにもなりそうだ。
近年、今の貿易投資相談仕事でも貿易実務(国際取引)とサプライチェーン周りの相談、要は輸出入とその取引全体相談にアドバイスする対応もしている。
…今日のところはこれにて、
ちなみに私はトランプなんちゃら症候群の病気←(なにやら名称を日経新聞コラムで読んだけど正確に覚えるつもりもなし) ではございません。極めて普通です。
つづく...
2025/2/15 時点の半導体関係の投稿記事はこちらから / リンク🔗▶︎ 半導体、米国・台湾、どうなる?日鉄 - ときおり人生ジャーナル by あきしお @accurasal