ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

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IQよりEQ…「リーダーの心得5カ条」

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👆SONY本社ビル🏙(出所 : Wikipedia)

ソニー平井元CEOが語る「リーダーの心得5カ条」 若くして昇進した人は要注意:IQよりEQ

ソニー平井元CEOが語る「リーダーの心得5カ条」 若くして昇進した人は要注意:IQよりEQ(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

一部を抜粋▼

平井氏は「求められるのはIQ(知能指数)ではなく、高いEQ(心の知能指数。感情を理解し管理する能力を指す)に基づくリーダーシップ」だといい「大事なことは、正しい人間である人がリーダーになること」だと強調。

社長時代に「タウンホールミーティング(経営者との対話集会)などで現場に足を運び、心を込めて、腹落ちしてもらうまで何度も社員と対話を重ねた」と振り返った。

  • 会員限定記事なのでこの先は読めなくて不明なのだが、要点から想像することは可能で難しくない。

👉 "正しい人間である人がリーダーになること" 

正しい人間とはどんな人のことか?

「感情を理解し管理する能力」を指すのだろう。そのポイントは、例えば、KPI のような目標とか数字だけを(非人間的に、"管理すること" だけを主眼として相手を、部下を、配下のグループ活動などを) 見ない。そうではなくて働く人間を、正しく理解すること、つまりは、相手の感情や受け止め方までを把握、理解すること。

 具体的には、会社や組織の目指すところに対して日々努力する、それら個々人の思いに寄り添い、彼らの感情的なところ・感覚までをよく理解すること。そうした上でのマネジメント。経営管理や事業推進を行うための、上位の支持や配下へのサポートを提供するイメージか?

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◉ところで、『タウンホールミーティング』(経営者との対話集会)など、上級幹部職(取締役ではなく、いわゆる執行役員・役員クラスの事業責任者) が我々従業員の職場(現場)に足を運び…ということは私自身よく知っている。

前の会社、そのある事業部門の職場単位に『タウンホールミーティング』的な、改善活動の双方向コミュニケーションの会なんかは多く見知っている。そしてその際にはその部門に所属している幹部マネジャーとして、場でのコメントを求められ、話をするなどの場面経験がある。

また昨今この10年ほどでは、トップや事業責任者などが、社内WEBで発信をする、など幹部からの広報スタイルなんかは数多く見ている。

高いEQ(心の知能指数。感情を理解し管理する能力を指す)に基づく、正しい人間であるかどうかは、話の内容だけではなく、回答の中身や話し方、全体的な外観から得られるイメージなどで、人は誰もが直感で感じとっている。

👉経営者との対話集会などでは、そのインサイダーとしての身内的な話者の人間性とか考え方が滲み出て垣間見える。つくりごとの表情なんかは、すぐに見破られるし、品定めされるものだ。従業員はバカじゃない。そんなわけで、そこでの空気感から、真にその人となりを体感できるものだ。

しかし、現実にはそのような場面やその人となりに直に接して、"感じ入る" 共感や感動するレベルでの気持ちを持ちえたことはごく少ない。振り返ってみれば新入社員時代にいたある部長クラスのスピーチに感じ入ったことしか、記憶しか無いくらい、ごくごく稀だ。

✳️ SONYの平井氏は、報道で知る限り、なかなかいい経営者にして人間性の高い、尊敬できる方のようにそのイメージを掴んでいる。またそのような企業であるからこそ、SONYはここまでの成長(電機メーカーから、映画と音楽、ゲームまでの幅広いエンタメ事業や金融事業でも優れた、世界有数のコングロマリットになった) や経営の優れた面を培ってこれたのではあるまいか。そこが、並の平凡なカイシャとは異なる点なのだろう。