ときおり人生ジャーナル by あきしお ⁦‪@accurasal‬⁩

ときおり人生の思いを綴る雑記帳|andy-e49er | ID-Zerv 2b trusted @Accurasal

衛星通信のその後と大国インド

出所 : [FT]インド大手2社、衛星通信参入 マスク氏に対抗 Financial Times誌の記事

日本経済新聞2024年(令和6年) 6月16日(日曜日) 8面 Asia Views 掲載記事からコピーして引用
2024年6月16日 0:00 [会員限定記事]
 
ライバル同士の大富豪であるムケシュ・アンバニ氏とスニル・バルティ・ミタル氏がそれぞれ率いるインドの大手通信2社が、衛星通信サービスの参入に向けた準備を進めている。米起業家イーロン・マスク氏が、インド国内で通信衛星サービススターリンクを立ち上げようとする動きに対抗する。

f:id:andy-e49er:20240616185100j:image

インド通信大手バルティ・エアテル(ミタル氏が創業者)は、英仏衛星通信会社ユーテルサット・ワンウェブとの合弁事業を、早ければ6月にも開始する可能性がある。アンバニ氏が率いるジオ・スペース・ファイバーも、年後半にもこれに追随する見通しだ。事情に詳しい4人の関係者が明かした。

  • スターリンクを手掛けるマスク氏の米宇宙企業スペースXは、3年以上前からインド参入を試みているが、規制当局から承認を得られていない。2021年には適切なライセンスがないまま顧客と契約を結んだことでインド当局から非難された。

23年にインドのモディ首相が米国を訪問した際に、マスク氏はインドでスターリンクを提供することを熱望していると伝えた。高速インターネットがほとんどない、あるいは全くない孤立した地域でサービスを提供することを目的にするとした。

インドの衛星通信競争で、早くからリードしてきたのはミタル氏率いるバルティ・エアテルだった。競合他社と異なり、バルティ・エアテルの合弁事業は必要な認可をすべて取得している。6月上旬に終了した総選挙の後、新政権が衛星通信の周波数帯域を割り当てれば、直ちにサービスを開始できる。

英大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤングのコンサルティング子会社EYパルテノンのパートナーで、インド南部のベンガルールを拠点とするサントシュ・ティワリ氏は「一度インターネットが使えるようになったら、人々は通信業者を変更しない傾向がある」と話す。

EYパルテノンは、インドの衛星通信サービスの売上高が10億ドル(約1570億円)規模の市場になると試算している。

By Chris Kay and Stephen Morris

(電子版6月9日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/