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ブランドは Digital でコピーできない

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某組織の会員からこんな学びを得ました。
流石はWired のファウンダーにして編集責任者の文。

「無料より優れたもの」

著者:ケヴィン・ケリー(Kevin Kelly)  訳:堺屋七左衛門

memo7.sblo.jp クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

◎洞察深く、興味深く読んだ。
コピー品はある意味の「ものまね」。無償・コストレスで数多く世に出回る。だから価値は下がる、受容と供給の経済理論そのままに。

◎しかし、その対極には今まさにこれから価値が出てくる、これから価値が出てくる、”NFT" とか ”NFTアート" はコピーされた複製品が多く出回る中、Degital 技術がその最初の作品であるという「真贋」を確実に証明するテクノロジーなので、この話の延長線上にあるのかな、などとも思い想像たくましく読んだ。

◎この記事は、CC(クリイエイテイブコモンズ)ベースだが、この知見を改版や拡大して普及させたいという作者なりの意図であろうか。2000年半ばにシリコンバレーから出たが、今はもう廃れて忘れられている、Web 2.0 などの先に出てくるDigital Technology の哲学/世界観かもしれない。

◎引用:

「コピーが無料であれば、コピーできないものを売る必要がある。」

「さて、コピーできないものとは何か? コピーできない性質のものはいろいろある。たとえば『信頼』。信頼はコピーできない。買うこともできない。」

◎もののテキスト(教本)などに掲載されている「学びの知識情報」は、きょうび いくらでも簡単にコピーされる。助けを必要としている相手にとって、信頼の持てるビジネスアドバイスや「お助け行為」なら、それはコピーできない。一過性のリアルな唯一無二の「こと」づくりだから。

 相手に提供するアドバイス。受取る相手方はそれを無形の「ブランド」に化体して受け止め、受け入れる。アドバイスした本人からもらい、その対極にいる受益者が思い感じるだけのユニークな(コピーできない)「ブランド」が生成される。「創造された無形の価値」と言い換えられるだろう。その双方向の時間や理解した当事者の感覚は決してデジタルにコピーされることはない。なぜならブランドとは、受益する相手方が思い描く、行為の主体者に対してのイメージやプレステージな感覚(一種の「ファン心理」)なのだから。

◎そのような「知財(知見)」と「サービス」が融合した一期一会のコンサルテーションを提供する。そんな優れた世界観を持てる組織や人になる要素や力量は、それを意識して行けば、いつか身に付く、必ず実現できると思った。