知らない、能がない、技がない。これを「ネガテイブケイパビリティがある」と考えてみる。(山口周氏のことば @Twitter)
無知状態は全てを吸収できるReadinessか。ありえる。
— Andy S. の雑記帳 (andy-e49er) (@Accurasal) 2021年5月20日
(但し、Playerが基礎体力や知力に優れていれば) https://t.co/C5IWSYLce1
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「知らない、能がない、技がない。」が直結はしないと思うけど、「中途半端」は同類項なんじゃないかって気がしてきた。遠い記憶をたどると、就職活動の時にある(超の付く)大手有名企業の人事担当・面接官からこう言われたことが忘れられない。
「君はいろんなことをやってきたみたいだけどどれも中途半端だね」
もう x0年も 前のことなので、もらった言葉は Exactly にこの通りではなかったかもしれないけど、大体こういう趣旨。これには一応、後日談がある。実は当時は経団連参加企業などは「就職協定」があって、全員一斉に10月1日が面接解禁日となっていたのだ。
そんな中、(詳しい話は省きますけど)私は、10/1 の午前1社午後1社を皮切りに、何社か面接に回っていた。さきほどの「ディスられた」セリフは、10月4日の朝訪れた、大手町のど真ん中にある某大手電機メーカーだった。当然 (第一志望者の学生は)10/1の解禁日に殺到するだろうところに(こいつは何だ!)(ウチに来るのが4日目なのに、)大したやつじゃないな・いじってやれ (!?) ・・・ という率直かつ正直な、学生をたしなめる無意識の「上から目線」だったのだろう(笑える)でも人生は怖い。一生忘れないのだから。
知らない、能がない、技がない。中途半端な、"やせて日焼けしたテニス部の大学4年生" はその後大変な紆余曲折を経て成長。実は結果として別の電機メーカーに入社した。そしてそれなりの人生を全うしていることは付記しておこう(LoL)。
(Episode)この ディスった会社とは、後年、協業を検討する大きな会議で役員と事業部長が参加する検討会の事務局としていわゆる ”MC” を務めたのは、実に人生の機微だな。そのとき自分はエピソードを反芻しながら
「さぁてこの人たちはどんな人だろう」
と楽しんでいたことを今も覚えている。きっと私が死ぬときには走馬灯の一つとしてこのときの場面は映像で脳内再生されるにちがいない。そんな風に、「単に「知識がない、スキルがない」のではなく「知らない、技がないというアドバンテージを持ってる」」方が新しい事を吸収できて、成長していく。そんな変化を進化として捉えて、日々新しい事を学び取って生きていきたいかな~と再確認した。
「英語好き集まれ」【朝から英語好き集まれ #39 「自分の殻を破る」】
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