【アメリカにおける人種差別】
例の米国の事件以来、BLM ( Black Lives Matter ) デモが全米各地で騒がしい。日本のTVニュースでも毎日取り上げられない日はないくらいです。英国でもロンドンでは大規模なデモが起きたし、オーストラリアでは原住民アボリジニに対するものとか、派生的な動きで世界が差別とその対抗でつとに揺れていることは残念です。
コロナ禍で、海外の街頭で日本人女性が、同国の女性から罵声を浴びせられた場面。その動画を含む報道も以前ありました。
そんな中、twitterにこんな動画を含む発信が載りました。(気分が悪くなるので私はまだ動画を開いてはいません👉末尾へ※)
https://twitter.com/chu__otto/status/1270937283471052801?s=21
Twitter @chu__otto
👇動画が付いているのはこちらです👇
https://twitter.com/knjshiraishi/status/1270920106223099908?s=21
Twitter @knjshiraishi
✳️『BLMからのアジアン蔑視に対処する』、と題して少し経験談と思うところを書いてみます。こういう事件が起きる度に私が思うことです。アメリカ在住の方にはやや申し訳ない言い方になりますが…。自身も通算11年の在住在勤経験者として。
かの国は何か事件とかがあると、ヘイトクライム(やそっち系の対応)につながる可能性があります。おそらくは過剰反応?…というか、過剰防衛のきらいがあります。
そんな場面に遭遇することを想像し、生存リスクとして、外国人でマイノリティに当たる我々は十分に頭に置いておく必要があります。自分の行動範囲を確認する事が重要です。危ない場所にはまず行かないことにより、リスクを下げる考え方が何よりも大切なのです。
「そんなことをしでかすレベルの人々も」時と場所によって(残念ながら)存在します。それを無しとする事は残念ながら出来ない相談です。解決法というより予防策としては、そのような人達とは決して交わらないこと。まず、遭遇をしないこと、となるのです。
現実論として同じ時にそんな連中と居合わせないよう、こっちが行動を自主規制すること。対策としては、仕方ないですがそうなります。
ちなみにこんな事がありました。
あの9.11.直後(2001年)は、私の住む西海岸の中流的住宅地街の表通りを普通に流して走るピックアップトラックが、どでかい星条旗はためかせていました。極端な思想の持ち主なのでしょう。「外国からの攻撃」に対抗して明らかな「示威行動」の挙に出ていました。
こういう輩とは同じ道をとても一緒に走りたく無い〜と恐れたものです。そんな身の危険も身近に感じそうな怖い事もありました。
リベラルなSilicon Valleyでさえ、そうでした。上のツィで出ているLA、トーランスの方はコケイジョン(白人)が多いし、街中で人種差別の口撃的な声かけとか、残念ながら「ありうる感じ」がします。勝手な想像ですみませんが。
💮君子危うきに近寄らず。
住む街、行く場所には、自分から常日頃気を付けていくしかないですね。残念ながら…これが、アメリカ生活での現実対処法です。
このblogでは、人種差別について議論する事を避け、現実に回避することを主体に書きました。ご理解いただけますようお願いします🤲
※ 動画見てみました…罵声を浴びるのがすれ違いざまとかに(短く)ではなく、公園で運動したいた人に、散歩の途中らしい感じで、歩み寄ってきて長くしつこくて酷い、醜い。人間って本当にひどい生き物ですね。こんなアメリカ人、本当にひどい。私は幸いにも遭遇したことがなくてよかったです。
【関連資料】
米国コロナ最前線と合衆国の本質(2)
~ 米国のデモや暴動の裏にある分断
複数の社会ロジック
(キヤノングローバル戦略研究所)
https://www.canon-igs.org/column/network/20200611_6484.html