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Apple「遺作」の売り方

Apple「遺作」( By Steve Jobs iPhone4S ) の売り方はもしかすると、スマホの世界をガラケー選びと同じにしたかもしれない。売り方と言っているのは、従来の一社独占販売(日本での話)を破って、ソフトバンクとAuの2社から併売にしたということを言っている。
 ◇ (総選挙と同じで)選ぶ方(国民/Users)が、選ばれる方のこと(国会議員スマホ-特にOSの違い、iOS/Androidの違い)を、人によってはさっぱり見破れない、評価がうまくできていないケースが多発するという意味で言っている。
☞ そうなると何が起きるかと言えば。一に販売員説明への依存、二に雑誌・口コミなど、人の評判に左右される。つまり、選ぶ側における「選択眼なき判断」が、(販売・事業において)多数を占めることになるわけだ。そうなれば、頻繁にイメージに訴えるテレビコマーシャルなど、多く印象的に宣伝し、大量の店や販売店などリソースを割いたもの勝ち、などになってくると思う。販売力・リソースの差が「アイデアスマホ本来の機能の差」を上回り、市場浸透戦略の差になってくると考えられる。
usersがAppleAndroidのAA戦争に巻き込まれ右往左往するかは、マスコミ(雑誌やテレビCM)を巻き込んだ総力戦に入ってくるだろう。
 ◇ SB:Au は、じみん-たい-みんしゅ、に似て「混沌」となるかもしれない。それぞれの考え方の根幹は、全く相違している(筈だ)が、一般の平均的な人たちには、どっちが(製品の本当の機能や使い勝手が)いいのか、初見では見分けが付かない。お試しで使ってみるというやり方は少なくとも今は存在していないので。3年前の総選挙で圧勝してシェアトップになった側が、当時支持した大勢の失望を買うということすらありうる。スマホの使い勝手の主張も似ていて、表面的には 「大きく違うのかどうかは使い比べない限りは当事者に分からない」 わけで、見分けられない。アプリはほぼ一緒でどちらの製品でも使えるわけだし。
 ◇ 製品の垂直/水平モデルの差異や、機能の差がわからない人に、とにかく販売力で浸透戦略の大量普及が本当にいいのか?、Steve Jobsが目指したApple製品の理想はそれで伝わるだろうか。Appleのようにやや特殊と思われつつもCreativeなファンが固定でいて製品やサービスの良さがほんとうに分かってる、ある意味のクローズドな支持層を堅持する経営方向性がベターか?はたまた、他のキャリアとのシェア争いのために、次第に売り方が変わっていったりするのか? これからの動きを見ていってみたい(^^)
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