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「玉川上水 武蔵野 ふしぎ散歩」

玉川上水 武蔵野 ふしぎ散歩」狭山丘陵から新宿までの7コース、 福田 恵一・文 、飯島 満・イラスト、2011-8-31第一刷発行。(社団法人農山漁村文化協会)から引用「
17世紀初頭、江戸幕府が開かれ、江戸の人口が増える。1654年(承応3年)、玉川兄弟が、その江戸の町の飲み水を確保するために玉川上水を開削した。 その水は周辺の新田開発にも使われた。…歴史の教科書は、これで終わり。自分たちの生活につながる発見はない。
だが、東京に生まれ、育つだけでは、ただ「便利な都市的生活」をしているだけ。「 地域 」 とか 「 ふるさと 」 を実感できない。 その地域の " 風土 " に先人が刻み込んだ 「 ふしぎ 」を読み解けなければ、その土地を「 ふるさと 」と実感するのは難しいのではないか」……と、

これも推薦書です。読みやすく分かりやすい
 小平市立小平第三中学校の社会科教師である、著者は語る。福田さんは1953年生まれ。早稲田大学教育学部を出て、1977年から、昭島、八王子、羽村、調布、三鷹の中学校に勤務してきました。1991年頃より地域の市民団体などで、玉川上水を中心とする歴史散歩フィールドワークを年2〜3回実施し、その案内人として解説を行っているそうです。
豊富な写真とイラストに、優しく読みやすい語りのような文が組み合わさり、思わず手に取ってどんどん読み進んでいた。それがこの本ですね。
私は、かつて気の合う仲間たちと複数人数でロードバイク(自転車)にまたがり、羽村の堰福生・横田基地三鷹深大寺野川、調布、そしてもちろんホームベースは多摩川サイクリングロードなど、この本のエリアに重なる地へよく出かけていました。そのせいでしょう。本書はとても身近なものに感じられます。内容も自身の参考になるだけでなく、「歴史と地理・地学、生活がマッチ」した知識の集積に大変興味をそそられます。手に取ると思わず、ほとんどのページを、次々にイラスト、写真、と眺めながら読み続けてしまいました。今度は著者が奨めているように散歩をしながら発見の旅に出ることもいつかありそうです。
羽村の堰のブログ記事(2006年)☞ http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20061104
福生・横田基地☞ http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20101228
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