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「ヴァテイカン物語」

いつか行ってみたいなと思って本を借りて読んでる。有名なダン・ブラウンのヒット作「天使と悪魔」に出てくることでも一般的に広まった、サン・ピエトロ大聖堂について:「ヴァチカン物語
サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂写真集http://www7a.biglobe.ne.jp/~pekochannotabi/italy/vaticanphoto.htm
ある方の旅行記がブログに載っています:http://www7a.biglobe.ne.jp/~pekochannotabi/italy/060813.htm
 イタリヤと言えばめちゃめちゃ有名である、塩野七生さんの文章から引用(前略)…(教会は) 入場料を払う必要はありません。ところが、…中略… ヴァチカン美術館には入場料を払う必要がある。なぜなら、教会は神に近づく祈りの場所であるけれど、美術館はそうではない、ということなのですね。そのためか、教会の前には物乞いがいる。物乞いに施しを与えるのは、信者にとっては善行を積むことになりますから、施された側だけでなく施した側も「ありがとう」と言うのが通例になっている。いっぽう、美術館の前には物乞いはいません。施された側だけでなく施した側も「ありがとう」と言うのが通例になっている。いっぽう、美術館の前には物乞いはいません。善行を積むことになりますから、施された側だけでなく施した側も「ありがとう」と言うのが通例になっている。いっぽう、美術館の前には物乞いはいません。こうした点はあまり指摘されませんが、実は非常に本質的なことなのです。
サン・ピエトロ大聖堂は神に近づく場としては豪華すぎるんじゃないかと批判した日本人がいましたが、ヨーロッパ人にとってのキリスト教の意味をわかっていない。教会は結婚からお葬式まで、あらゆる行事を行う共有の応接間のようなものです。たとえ家はみすぼらしくても、共有の場を美しく飾りたいと考えるのはごく自然なことでしょう。哲学と違って、宗教は人と一緒であることが大事ですから、豪華な美しい空間で賛美歌を聞きながらみんなで一緒に祈れば幸福感を覚える。