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アジアの世紀

今、そしてこれからの21世紀は間違いなく「アジアの世紀」だ。この3冊をまとめて取り寄せ読んでみた。

企業人にはまずおススメなのが財部誠一氏;

『アジアビジネスで成功する25の視点』:http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-79623-9

財部誠一の「財部ジャーナル」はこちらhttp://www.the-journal.jp/contents/takarabe/2011/05/25.html
財部誠一さんはテレビ出演の評論、企業ルポで超有名人。特にPanasonicの研究ではある意味においての第一人者とも言えるだろう。Samsungなど、韓国の勢いと日本企業の大きな差(Gap)を説き、奮起を促す一冊なのだが…小生の持論ではSamsungに追いつき追い越すのはかなり、至難の技だと思っている。少なくとも現状の経営の延長だけでは絶対に無理だ。8年くらい前に同社と付き合いのあった私の正直な印象と感想
財部誠一氏のブログはこちらhttp://www.takarabe-hrj.co.jp/


『巨大経済圏アジアと日本』
 アジアについて、企業系研究所の経済研究者が複数で分担して記述した一冊。その点ではよくあるスタイルの経済レポートを新書にまとめた読みやすい一冊だとは言える。しかしながら次の一冊のように著者による主張を前面に出していないし、いわゆるオムニバスのように項目を並べて監修した本なので政策提言には弱い。いわゆるASEAN問題や中国人民元、アジアの将来像、東アジア共同体など、まんべんない知識を得るには教科書的な一冊だろう。

『巨大経済圏アジアと日本』http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20110701/1314141685


『消費するアジア』中公新書・大泉啓一郎著/農学部出身、シンクタンク研究員の著者はアジアの経済について沈着冷静に、非常に高いレベルの分析を披露する。絶対に読んだ方が良い一冊だった。http://www.chuko.co.jp/shinsho/2011/05/102111.html 

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