東京ビッグサイトで行われた日経ＩＲセミナーで竹中平蔵氏の講演を聴いた。サマると、･･･
ご本人曰く、今日の講演はタイムリー、政権を離れている今の立場はまったく自由なので思ったことをそのままズバズバ言う、政策提言を明確に言う、と前置きした上でいろいろ経済の見方を披露してくれた。目からうろこの一時間。
◆先週ダボス会議に参加してきた（世界で２５人いるボードメンバーの一人だそう）
◆いま民主党代表選挙を行う日本の政局はナンセンス（と海外識者全員が口を揃える）･･･この円高の中、政権交代を論じているような「あり得ない」国でもなんとか頑張っているのだから心配いらないと皮肉のあるから元気で応じた
◆経済長期停滞への懸念
◆世界経済３つのタイプＬＵＶ; 回復度合いのカーブを表すと、- Ｌ型：欧州 ‐Ｕ型：アメリカ ‐Ｖ型：中国、新興国 ・日本はＬとＵの間からＬ型へ近づいていると思う
◆Double Dip ‐ 二番底に陥る可能性は多くない。三分の一程度と読む
◆中国が３四半期連続の１０％成長から、今後８％にスローダウン。これにより今年後半、世界経済成長はスローダウンへ向うだろう
◆今後７、８年で中国ＧＤＰは日本の二倍になる。為替が元高になれば更に早い時期に達成されるだろう。これは成長率の単純計算に過ぎない当然の予測。
◆（そんなこともあって隣国の中国をはじめ）企業はこぞって海外へ出ていっている ・5/31（鳩山首相辞任のとき）日経新聞一面に、日本企業３５兆円、国家ＧＤＰの７％相当が海外へ進出、９６万人分の雇用喪失、（失業者数はいま３５０万人）と出ている
◆つまり日本経済の大空洞化が起きているということ（国内はデフレ基調が長く続き需要不足で、海外の人口の大きい国へ市場を見出していく。円高で海外生産へシフトしている実態）
◆そしていま。民主党の 菅 対 小沢 はワースト対ワースの戦いであろう
（竹中さんの後の講演者である高橋 進氏も主張されていたが、今は誰が首相になろうとも、どの党が政権与党であろうともとりうる経済政策の方向性は同じ）
◆経済を語れない日本政府、目立つちぐはぐな発言【経済オンチってこと】
◆いま求められているのは、Back to Basic, 一丁目一番地の経済政策（決まった当然のことをやるしかない）
◆リーダーは大きな枠組みを、Visionを示す。洞察力をもって行うこと！
◆【危機感】このままでは、低福祉高負担の社会になる◆短期・中期・長期の経済政策は何か！
＊短期：
＊中期：
＊長期：
時間が出来たらまた後で記入します…
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