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中台、経済連携を緊密化;自由貿易交渉開始で合意

日経新聞23日国際、9面)来年前半にも調印、工業規格共通化も。巨大市場、台湾勢 優位に。(日本勢に好機とリスク;台湾企業との連携が対中戦略を左右する)以上、日経新聞記事の見出しから抜粋、引用

事業の機会と脅威について、身近なアジアの動きと我々の企業活動との相関関係を見てみましょう。
 中国と台湾が経済政策的に接近しつつあることを皆さんはご存知でしたか?この協定が締結されると中台間の関税や貿易の制限がなくなり、自由化の下コストが大きく削減されて経済が活性化、密接な連携が進化されるものです。
FTAとかEPAと呼ぶ2国(地域)間の貿易の枠組みは、既に「貿易」という古い言葉の領域や少し前の「WTO」(多国間)スキームを踏み超えて、「事業そのもの」のコラボレーションによる大きなコスト削減の機会創出や、相乗効果で経済規模の拡大機会などをマクロベースで一気に生み出します。ましてや工業規格共通化も、などとなると世界標準(いわゆるデファクトスタンダードデジュールスタンダード面でも、日本は主導権を取れずリスクが増えてくることが懸念されます)
 この動き、潮流はグローバル競争の大枠を一挙に激変させてしまう「可能性」(機会と脅威)を秘めているものです。日本(政府)が明らかにこの動きに出遅れている今、私は、今年は特に中台関係に着目して、台湾資本のEMSやODMなどと緊密なパートナーシップを創り上げ、事業の競争環境を一気に覆してトップに躍り出るような変革が出て来る、そんな時期が今、すぐそこにある、と2010年を理解、予想します。
 このようにグローバル競争戦略の環境激変がすぐそこに迫って来ていることにきちんと目を向けて、マクロ経済と企業活動の環境変化を見越して、活動方策や視点重点までを適切に変えていく必要があるでしょう。そんな風に記事を危機感を持って読みました。

さて、危機感と言えば、