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911(ナイン・ワン・ワン)、忘れない

2011年2月11日にリンク記事を書いている:
http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20110211/1297400092

911の空撮写真こちらhttp://bit.ly/bUS99v
2001年9月11日、ナイン・ワン・ワンの日はここをクリック
 2001年 9 1 1 のとき僕はアメリカにいた。出張者が帰れなくなり、SFO空港へ迎えに行った。それから世界が変わった。アメリカは明らかに冷静さ、世界の警察国家から神経質な夜警国家、攻撃的な国へと右傾化まっしぐら、急旋回が始まった。
 ちょうど2000年ネットバブル、通信バブルが弾けてNasdaqも急落してた頃。90年代後半に二度目で米国勤務になりボストンに赴任したとき、まだきれいな新らし目の車が多かったように思うのだが。そのうちどんどん古い車、汚い、洗っていない車が多くなっていく。911直後はピックアップトラックが荷台にドデカイ星条旗をはためかせて街を凱旋し、一般家庭でも右傾化した人のガレージドアが星条旗にペイントされたりもして。怖い感じになった。

◆関連記事:『緊急事態に対処する』ブログ
http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20110601#1307156352

SFOなどのダウンタウンで中東系の外国人が射殺されたなんて事件も聞かれだしてた。駐在員は神経尖らせた。
 昨日テレビでやってたんだが。H 2 B ロケットで有人宇宙ステーションへ機材を届けるのに、 9 1 1 午前 2時にJAXA(昔のNASDA)がロケットを打ち上げた。以前、日米で宇宙開発に関わっていた時期があり、とても興味深い。その昔、某MHIの名古屋航空機製作所へ行って当時のH1Aロケットのどでかい直径の胴体をみたこと。興味森々だった。
 その打ち上げ指揮者が35歳前の女性だ。カメラは彼女を追う。毎晩帰りは10時過ぎ。毎日7つくらいの会議に出る。(俺とだいぶ違うな)なんでも35歳までが(経験こそ少ないが)決断力や即決力がある!とのこと。
 うなづく。自分も34歳でいわゆる課長職になったが、そこからの5年間、本社なる場所で課長としてやった頃が輝き、とても充実していたように思い返されるからだ。部下も若い分、明るい職場で未来に希望を持ってた。そういえば今、会社であまり新たな劇的なことはできなくなっている。歳をとると?保守化するっちゅうけど、政治的な保守化でなく仕事・生活態度がどっしりと保守化する。経験だけが増えていく。組織で偉くなると実際にはだんだん年下部下からは煙たがられてるんだろうな??本当のことを言ってくれない裸の王様、化。「若い奴」のような無鉄砲な元気ヨイやり方もできないしナ(イヤできるんだが周りから歓迎されんダロ) 意思決定の責任者は35歳以下。なんか考えこんだ。ちょっと心に刻まれて(でもって、いくら考えても若くならんがの〜^^)
 老兵は死なず、ただ消え去るのみ。心境近くなってきたナぁ・・。年上とも年下とも社外でかなりの広い付き合いがあるんだ、それはとっても楽しい。でもやっぱり毎日行く自分の職場が景気悪くて元気ないと駄目。 

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