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「ことづくり」激戦区に、はらっぱ

‪#HARA8 ノクチ(溝の口)の丸井に、「はらっぱ」が登場した (^^)…。なんですかソレ?

 一階に軽食から定食、おやつ系から和洋中華までのバラエティー豊かなフードコート。食事できる大空間とそれを取り囲むように周囲に店舗が既に沢山ある。それなのに、この度二階売り場を大幅にリニューアルし、HARA8「はらっぱ」と呼ぶ “Food Hall” を数ヶ月かけ、ついに本日オープン…なぜだ⁉️

 コンビニ発の中食も、働く人を中心に魅力爆発。週に3日以上外に出ずに買ってきたものを自分の職場で食べる派が7割もいるし、週一派は3割だと言う。(先日TV東京の朝のモーサテクイズでやっていたので確かな調査結果だろう)…

    だから、さっぱり売れない「モノ」(主に衣料品とか)よりも必ず需要がある食事と言う「コト」で、大店舗も売上維持を狙っている、そんな時代になった。その象徴がはらっぱ、昔の原っぱ、である。人が集まってくるのだ。

 つい最近ローソンの大型店も同じ商圏内に追加された。イトーヨーカ堂や長崎屋、ドンキもあって、なんせこの地区は便利なんだけど、とにかく激戦区だ‬。薬チェーン店もめちゃくちゃ多いし。

ノクチの今後の行方を見て行く。

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👇追伸。11/29 (金) 夜6時前。

はらっぱ、混んでます。夕飯が今夜は1人飯確定してるので、「見廻り」して来ました。1人席も設けられており、グループ客も、二人連れも、1人客も居て、混んでいました。一階に前からある、通常のフードコートは高校生ほか、こちらも人の入りはまずまずですが、はらっぱ開場前の大混雑からは緩和されています。うまく棲み分け出来つつあるように見ました。戦略は当面、当たっています。企画担当者は喜んでいることでしょう。

🔺ここまで、11/29 追加部分です。

 

 例えば、「中食」とはちょっと違うけど、食料系雑貨屋のカルディだ。生鮮物はなくいわゆる乾物屋である。が、海外産品の珍しい品揃えでエキゾチックなブランドとして、割と固定客も多そうで人気となっている。店頭で小さなカップで珈琲を配り、足止めして店内を歩かせるマーケティング戦術は素晴らしいアイデア💡だ。

 これは丸井の一階に前からあるし、概ね人口の多い街やターミナル駅の駅近商圏には店舗展開している。アメリカで言えば、トレジョ(Trader Joe's )であると、私は常々見ている。カルディの行方も見て行く(笑)。

 EPA経済連携協定)締結で関税が下がったチリ産のワインとか、他にもコスパに優れる食料品や飲料を豊富に置いている。こう言う店は、やや高級感を醸し出すが、紀伊国屋ほどではない例の成城石井(今ではローソンの傘下なんだって)なんかと直接競合ではないにせよ、外で買った食材を家で、まったりと一人簡単に調理、あるいは温めたり、お湯でどーにかするだけの、手軽に食べられる食事では広義の競争相手だろう。その点、広い意味では商圏における脅威なのだ。

 

 日本は古来職人の手先の器用さや技術に優れていた。それが明治の富国強兵時代から生かされて、鉱工業による加工貿易主体で「のして来た」国である。しかし今や次第に、各種食料品、寿司文化、海苔や佃煮などの生ものからラーメンまで、幅広く海外へ出て行ってお店が世界中で活躍する時代になっても来た。まだまだ中国人や韓国人の外国での店舗進出には遠く及ばないが、どちらかと言うと「BENIHANA」紅花的、高級志向、品質・サービス本位で来た。

 そんなこんなであれやこれやと考えていて、改めてグローバル化、グローバルトレードが、意外にもごく身近でどんどん進みつつある‼️ と言うことを思い知った今日であった🤭。