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東京都写真美術館

休暇の今日、昼前に家を出てぶらりと銀座線に乗った。行き先は上野アメ横(アメヤ横丁)。戦後の闇市から残った、あるいは発展した街だが、さすがに平日の昼間は人が少なくて歩くのに苦労はなかった。あちらこちらへ、ふらふらと、ぶらぶらと、歩いた。

上野・不忍池から池之端方向を見渡す。ハスの葉が巨大化し池を埋め尽くしている・・・
例えば、「浅草」とは違っていて、特段の写真撮影の対象もないので; アメ横の露店で食事している「人間風景」でも狙っているのならまた別なのだが); 結局、御徒町から山手線に乗り、東京駅で急に思いついて中央線快速に乗り継いだ。立川まで行こうかと思ったが結局、気が変わり新宿で降りた。そしてふたたび山手線(逆方向)に乗った。恵比寿へ向かった。
東京都写真美術館
恵比寿ガーデンプレイスの一番奥にある。そこまで歩いていく間に、たとえばBurger Kingなどもあって、思わずWhapperが食べたくなったものだ。(アメリカ生活時代よくお世話になったなぁ)
4階には図書室もある。写真美術館だけあって、写真雑誌や写真に関する書籍が揃っている。実は僕は中学時代に写真部。一応「カメラ小僧」だった。だからそのうちにこの東京都写真美術館の図書室には来ようと思っていたのだ。

展示会は二種類やっており、そのうちの一つが[ 写真家・操上和美 ]だった。見ず知らず・聞いたこともない写真家、「操上和美」 "クリガミカズミ"―時のポートレートという展示をやっていた。女流写真家なのかと思ったら男性。図書室に彼の写真集や書籍も特集されている。そのうちの一冊、薄い冊子を手に取り開いてみた。
「〜…写真はシャッターを切った瞬間に現実が過去になり、写真の中の現在として生き続ける。どんなに稚拙な写真でも自分の思いが塗りこめられており、自分が所有した時間との取引をした証なのだから、それがすべて、それ以上でもそれ以下でもない、と覚悟を決めると羞恥心も多少うすれ、気が楽になった。
(操上和美 2000-10)タイムトンネルシリーズ Vol.12

[ 写真家・操上和美 ]
1936年 北海道富良野生まれ
1961年 東京綜合写真専門学校卒業
同期に篠山紀信がいる。


建物はWestinホテルと恵比須ガーデンプレイスに隣接しているが、山手線の線路沿い方向へ行く道が絵になる雰囲気だった。「カメラ小僧」は思わずシャッターを切った・・・
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