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『100円のコーラを1000円で売る方法』

夏休み日記その3:読書感想文。表題に魅力を感じて借りて来ました。
『100円のコーラを1000円で売る方法』(永井孝尚著 2012-2-8 第6刷
著者は日本IBM・ソフトウェア事業部シニアマーケティングマネージャー)読了。面白くて読みやすい本は、あっという間。ほぼ二、三時間で読んでしまいます。ソフトウェア会社の営業ストーリー仕立て。商品企画部を舞台にしたマーケティング・ストーリーになっていて、漫画感覚で読めます。増刷を重ねているのもむべなるかな、ですね。


「発想の転換」:ビジネスモデルを変える。
キシリトールガムのケース)「歯科医は治療するもの」と言う価値を、「虫歯予防する価値」へと常識に逆らう形で変えた。新製品ガムの応援推薦を得た。虫歯になりにくいガムを、虫歯を治す歯科医ではなくて、「虫歯予防する歯科医」が推薦すると言う、当時の常識では考えられない、考え抜いた末の発想転換のアイデアで大ヒット。複数のメーカーで同じコンセプトの商品を出して市場にコンセプト浸透させた点も新しい。


「バリュープロポジション」:顧客が望んでいて、競合他社が提供できない、自社が提供できる価値は何かを探す。☞ この視点で整理、など。マーケティングの基本を実際の場面の登場人物同士の会話を通じて、論を進めて行く。分かりやすく実際的ですね。


表題の実例は、某有名ホテルのルームサービスで、50円原価のコーラを千円で出されても納得と言う付加価値あるホテルサービスを説明します。これは非常に分かりやすく説得力ある実証ケースです。
結局、結論は最後の実例で簡潔に語られる。そこまで全てフィクションのマーケティング理論の説明に過ぎないのですが…。本の構成とストーリー、描写が面白おかしく、描いているのが本書の特徴です。
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