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米アップル米国販売での粗利益率

Apple、高利益率を考える

★「米アップルの米国販売での粗利益率、iPadiPhoneの約半分」だって? :)
(記事の抜粋、引用です)
☞ 2010年10月から2012年3月末までのアイパッドの粗利益率は23─32%、
売上高は130億ドル超だった。一方、2010年4月から2012年3月末までの
アイフォーンの売上高は330億ドル超。(引用終わり)

☞ サムソンとの特許訴訟の中で証拠として判明したことだから
事実だろう。(記事リンクは末尾にあります)
iPadが、2、3割のグロスプロフィット(以下"GP")
(アイパッドの粗利益率は23─32%) 、
iPhoneのGPはその2倍、つまりGPが46 〜 64%もあるということになる。

☞ 損益計算書:GPから引き算するべき費目はSGA(販売費及び一般管理費)。
普通、企業の業種にもよるが15 〜 20 %くらいのものとしよう。そうすると
営業利益が2割から4割台( ! ) もある計算になる。
AppleiPhoneって製品はそんなにも利益率が高いのだろうか。

逆に言うと「それ程の低コストであれだけ高品質」の
「携帯・スマホ・モバイル端末」を「中国製造」で
品質トラブルもほとんどなしにできている、という事実。
間違いなく、数の論理。生産調達する各部品の買い値が
世界一安いレベルにある事が事業の根幹にあるかもしれない。

☞ 特にiPhoneの心臓部であるA4プロセッサーは、
Appleが訴えていた相手のSamsungに、独自仕様で発注・購入していたもの。
だから、普通のIntel製やアーム社製のCPUとは「違ったレベルでの調達条件」
が実現出来ていたのではないかと推測する。
★例えば、「当初想定発注量を2割上回ったら、コスト低減出来たうちの
7割はAppleに還元する」、と言った…普通ではあり得ない好条件とか…
スティーブジョブスならではの強烈な交渉力で、発注先選定前に決める
ことは十分可能に思えるのだ。

★それにしても、心臓部の部品をギャラクシーという競合の
スマホメーカーでもあるSamsung(の半導体事業部門で別組織)
に発注して、市場で競争し合い、特許訴訟になるという、
まさにICT分野のオープンさから来る、複雑な
競争と協力の構造の成せる状況ではないかと
妙なところで感心する。

☞ まぁ、あれこやこれやで それにしたって……、
iPhoneでGP が46 〜 64%もあるなんて…。
にわかに信じ難い数字。全く驚異的だ。
ベースにあるのはiPhone単品で売上高が30B$(但し
二年間分だが)とは、何処かの日本電機メーカーの
年間総売上レベルと言うことだから本当に溜息が出てしまう。
その高い利益率の分をもっと買い手、消費者に還元して、
値下げすることも企業体力的に可能だけれど、
ダントツ(人気)製品だから、価格主導権をキープして
高い利益を獲得継続。値引きを一切しないのが、Appleらしい経営戦略だ。

最後に
★結論の教訓としては?
高い利益率を守れる業界トップの製品・サービス
iTunesを含むECOSystem ) を世界初で世に出して、
そのまま独走し、先行者利益をトップランナーとして維持する。
そんなビジネスモデルが欲しい。…結果論なら誰でも言える…

★それよりも。プロジェクト発注先を決定する前に、
好条件を交渉力で勝ち取る、と言う利益源泉確保の
ビジネスプロセスは、すぐにでも見習えるはずだ。
それらをセットで実現出来たら、時価総額世界一位の
Appleみたいに大成功を収められる、と言うことかもしれない。

▼以上の感想の元になった短い記事のリンクがこちら▼
☞「米アップルの米国販売での粗利益率、iPadiPhoneの約半分」
http://jp.ibtimes.com/articles/33486/20120727/1343359987.htm

2010年10月から2012年3月末までのアイパッドの粗利益率は23─32%、売上高は130億ドル超だった。一方、2010年4月から2012年3月末までのアイフォーンの売上高は330億ドル超。
▲引用終わり▲


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