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ASEANとともに歩むわが人生

※関連記事:[http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20120429:title=ASEANロードショー]:
http://d.hatena.ne.jp/andy-e49er/20120429
 新刊書 「新しいASEAN - 地域共同体とアジアの中心性を目指して - 」ジェトロ・アジア経済研究所編(2011-12)(山影進氏編)を読み始めました。
 この一冊は、その解説によれば、日本国際問題研究所(「国問研」)が企画・実施した共同研究(通称、ASEAN研究会)関連の研究成果がベースになっているとのことです。読み始めたところ、大学時代の恩師である:岡部達味先生のお名前を発見しました。… 設立10周年および20周年に、それぞれ研究成果を先生の編纂で世に発表されていることを知りました。それが今日の帰りの電車内でのことです。
 私の大学時代。法学部法律学科専攻でした。しかし、もっとも興味深く、好んで学んだのは、実は「国際政治ゼミ」でした。それが岡部教授による3年次のゼミでした。その中では、先生のご著書である、「東南アジアと日本の進路」を題材に、レジメをまとめながら、各自が学びました … 。このゼミと授業の中で私は、核抑止戦略からゲームの理論までを体系的に教わり、強く興味を惹かれたのでした。今もってそのことを昨日のことのように鮮明に覚えており、とても懐かしく思い返します。おかげさまでその後も、アメリカ合衆国のその筋の書籍を(宇宙・防衛、安全保障、スパイもの〜謀略ものまでを広く)多く読んでいます。自分の中では正直なところ、経済や商業よりも、一国の安全保障や政府系のことに強く興味があり、ましてやそっち方面により向いているのでは?とも思っているのです。

 人生とは不思議な縁の連鎖だと思います。「タラレバ」になりますが、その辺を少し振り返ってみたいと思います。
●「タラレバ」その1: もし岡部先生が1979年4月に(中国の大学へ研究留学されずに、)大学の国際政治ゼミを続けられていらしたら。。。私は絶対に間違いなくそのゼミを4年次も連続でとっていたでしょう。その場合、法律専攻から政治学科専攻へ変わり、場合によると当時夢として抱いていた(が、受験へと向かうことのなかった)外交官試験への挑戦があったかもしれません。ひょっとすると大学院へ進んで、もっと国際政治を研究したい、と思っていた可能性は決してゼロではありません。この場合には私の人生そのものが大きく転換していた可能性があると思います。
●「タラレバ」その2: 大学4年次。ある経緯からリクルートに無事内定していましたが、父や友人の話で同社へ行くことを辞めました。これは結果的には人生で最大のチョイスの一です。(その後、某政治家関係のスキャンダルで世の中を騒がしましたので当時は辞めておいて良かったとも思いましたが・・・) 結局、紆余曲折の末に、今の所属企業に縁あって就職をします。そこで6年目には海外系の業務に異動と転勤をして変わりました。その流れで入社7年目でアメリカ勤務の機会も得ました。(このときに結婚もしました)
当時伸びていく直前だった、まさにベンチャー的なリクルートへもしも入社をしていた場合、「人事部」だったと思われます。私の人生はかなり変わっていたことでしょう。途中で独立や転職までしていたかもしれません。これも自身の「選択」なので、それを全く後悔こそしていませんが、今思っても大きな人生の転機、決断だったことには変わりがありません。その重みを常に振り返ります。
●「タラレバ」その3: 結局、今の所属企業で海外系業務に(海外勤務の後も続けて)長く携わりました。その過程で、たまたまですが米国に都合11年間の勤務ともなりました。これは結果論です。その延長線上で次のチャンスに出会いました。それが貿易アドバイザーの資格取得です。ジェトロ日本貿易振興機構)の主催する「貿易アドバイザー試験」を2006年に受けて、幸運にも初回で合格を果たしました。これも大きな転機と社外人脈との出会い、ネットワークの築きへとつながります。大きな機会となっています。合格のその後も、自主勉強会の仲間や受験時の先生のご支援を継続的に得ながら、勉強を続けています。貿易アドバイザー協会(AIBA)にも入会し、月一の首都圏勉強会に毎回個人として参加もしています。それ以外にも、ジェトロ主催の各種貿易・経済系セミナーを数多く受講し、自分なりに勉強と研究を続けてきました。そこでASEANシンポジウムにも参加。ジェトロ・アジア経済研究所を知りました。この一連の関係の中で、今回の一冊も借りることにして手に取った、ということなのです。巡り巡って結局は振り出しの「機会」に近づいた、戻ってきた、ASEAN東南アジアとの関係がクローズアップされてきた、という巡り合わせを感じます。
 長くなってしまいました。これが今回、電車内で見つけてから帰りがけに頭の中で考えてみた「タラレバ」話ですが、今後、初心や関心事を忘れずに大切に、研鑽を続けていき、何か成果を手にできる日を目指して歩いて行こうと今は思っています。
 挑戦するのに「遅すぎる」ことはないのですから。。。
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