●16日水曜。まとまった何かをやってなくとも日時はあっと言う間に過ぎていく
１日稼働の３／４くらいを都内某所で過ごす。本を読み思索にふける。この場所、暇があれば時折来てる。隠れ家的な存在〜〜帰りがけに、行き当たりバッタリ、メトロの駅の小さな本屋に入って。見つけた。
カズオ・イシグロの Never let me go．（邦題：私を離さないで） とても不思議な文章体に引き込まれてすぐ購入。昨今、新刊書を手にとっても読みたいなと直感できるものは少ない。
昔で言うハウツーものは経済や英語やなんやらかんやらとやたらに出てくるが中身が薄い。でもイシグロはインスピレーションが沸いたのですぐに買って読んでいる。（前にちょっとした知り合いが「私を離さないで」の文体みたい、と小生ブログを評してくれたことが、まだ読み終わってないから解明できてないが）それ以来、この本の存在を密かに追いかけてた。が、図書館では予約満杯でいつの間にやら忘れてた。増刷または翻訳一新か？新刊本の宣伝短冊で宣伝してるから新たに出した、ということか。それでとうとう我が手に落ちた！）なかなかの出色ものではある。
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