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日本電産 永守イズムの挑戦

【参考文献】日本電産 永守イズムの挑戦 (日本経済新聞社:編)2008年6月30日第4刷発行
(クレジット引用)・日本サーボに続き、国外大手自動車部品会社ヴァレオ事業部門を傘下に収めるなど、積極的M&Aで成長し続ける日本電産三協精機再生の舞台裏をドキュメントで検証しながら、その強さの秘密を描き出す。(ベストセラーに大幅加筆して文庫化)引用終わり。
M&Aと言えば、日本で永守さんを置いて第一人者と言える人はいないのではないか?「できるまでやる」その信念は、成功者が共通に持つ大事なコンピテンスのもっとも重要なひとつと言えるだろう。彼はそれを母親から叩き込まれた。負けん気の強さと「何でも一番」というのは幼少時代から秀でた経営者の資質なのだとも言えるかもしれない。むろんここまで成功し、評価されているこその評判なのだが。しかしなかなか子ども時代からガキ大将で、親分肌。ここまで首尾一貫して徹頭徹尾、頑張れる人格もなかなかいないように思える。度胸もあるし決断が速い。しかし華美なことやいい加減さは徹底して嫌う。トップになるべくして産まれてきて親からも育てられた資質に努力が揃うとこのような超グローバル級の人格、人物になれるのだろうか。現実の生きる経営者の代表格だけに本のリアリテイも迫真のもので、ぐいぐい惹きつける。本の第1章は、ドキュメントで綴る「三協精機製作所の再建」(買収して建て直し)、第2部は永守イズムの源流と題して、本人の生い立ち、少年時代にさかのぼって現在へとつなげる。第3部、永守流経営のエキス、でははじめてのM&A(国内M&A第一号)が語られる。最後の第4部 素顔の永守重信、でインタビューを通して知る、人となり。M&Aのみならず、企業を改革しようと言う人には絶対にはずせない一冊であろう。

牧野 洋(Yo Makino)不思議の国のM&Aの書評はこちらで

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